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シンプルで素朴な造りの大浴場ですが、四季の景色に癒されながらじっくりと温まりまる温泉です。
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上杉謙信発見の温泉。季節の庭を眺めながら、ごゆるりと。
かの戦国武将・上杉謙信が、この源泉を利用して病を癒したとの言い伝えが残っています。 湯色は透明でほのかに塩気があります。肌がつるつるになり、湯ざめもしにくく、杖でいらした方があまりの身体の軽さに杖を忘れてお帰りになってしまう、という昔からの笑い話にもあるように、霊泉として地元の方にも古くから愛されてきたお湯です。 大浴場の窓から眺める庭は、春は鮮やかな紅梅や竹林、冬は雪景色と、四季折々の景観をお楽しみいただけます。

【生地温泉の歴史】
その昔、長尾景虎(後の上杉謙信)は、北陸の様子を探らんと黒部川を越えここ越湖に到った時、脚気を患い危篤に陥った。困った家来たちは、新治神社の霊験が著しいと聞いて神殿に詣で祈願した。するとその夜、白髪の老人が謙信の枕元に現れ、「明朝卯の刻に外に出て白鳩に従って行き、白鳩が杖の上に止まった時に杖で地中を打てば、清水が湧出する。その霊水で入浴すれば、必ず病気は治るだろう。」そう言い終わるとたちまち姿を消した。翌朝、謙信が外に出てみると、白鳩が現れ霊夢の通りのことが起り清水が湧き出した。
教えの通り、その霊水で入浴し何か月か滞在しているうちに病はすっかりよくなった謙信は大変喜び、新治神社へお礼参りをすると共に、霊泉地に自らの手で松を植え立ち去ったと伝えられている。これが越湖にある松の巨木「上杉謙信手植えの松(庚申の松)」であるとされる。その後、永禄三庚申の年(1560年)真言宗の僧、一乗上人がこの霊泉の効能が著しいと聞き謙信手植えの松の下に庚申仏を配し、村人に命じて浴場を開設したとのことである。
この浴場は、一度天保年中に地籍論争が起こりやむなく廃絶に至ったが、明治44年に田中菊次郎(初代)がこの浴場を再建して生地鉱泉と改名した。それが、今日の生地温泉たなかやである。

文献:平成元年発刊「ふるさと生地の歴史点描」、黒部市史
泉質・効能・施設情報
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【泉質・効能】
●揚水量/毎分13リットル ●泉温/13.1度 ●色・臭味/無色・臭気なし、やや塩味を有す ●効能/神経痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、痔病、冷え性、疲労回復、 健康増進、切り傷、やけど、皮膚病、婦人病など

【施設情報】
●入浴時間(ご宿泊の方)/6:00〜9:00 14:00〜23:00 ●大浴場アメニティ/シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ヘアブラシ、ドライヤー 髭剃り(男性浴場)、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水(女性浴場)