姫路城、松本城、犬山城、松江城とともに国宝に指定されている彦根城天守。
重要文化財の各櫓、下屋敷の庭園である玄宮園、内堀・中堀などが当時の姿を留めています。
全国的に見てもきわめて保存状態のよい城跡で、年間を通じて多くの人々が訪れます。
国宝彦根城天守は北西に附櫓(つけやぐら)が、さらに長い多聞櫓が連なります。また、破風は変化の妙に富んでいます。天守一層目の軒に並ぶ八つの「へ」の字形の切妻破風は、それぞれの大きさと奥行きに変化をもたせ、二層目は、南北を切妻破風、東西を入母屋破風とし、南北にが唐破風が設けられています。
住所 | 滋賀県彦根市金亀町1-1 |
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所要時間 | お車で10分 |
表門から坂を上がって行くと廊下橋(非常時には落とし橋となる)が見えます。この橋を中央として左右対称に建てられているのが天秤櫓です。まるで天秤のような形をしているところから天秤櫓と呼ばれています。日本の城郭でこの形式のものは彦根城だけです。
住所 | 滋賀県彦根市金亀町1-1 |
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所要時間 | お車で10分 |
城の北東にある大名庭園で、琵琶湖や中国の瀟湘(しょうしょう)八景にちなんで選ばれた近江八景を模してつくられました。4代藩主直興により延宝5年(1677年)に造営されました。毎年9月中「虫の音を聞く会」が催され、大名庭園ならではの趣が味わえます。
住所 | 滋賀県彦根市金亀町3 |
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所要時間 | お車で10分 |
欅御殿は藩主の下屋敷で、玄宮楽々園の名で国の名勝に指定されています。四代藩主直興が延宝5(1677)年に造営。12代藩主直亮が文化年間(1804-1817年)に佐和山や内湖が見える楽々之間を造ってから槻御殿という正式名より、楽々の名が有名になりました。
住所 | 滋賀県彦根市金亀町3 |
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所要時間 | お車で10分 |
観光地では彦根城が有名ですが、実はそれ以外に沢山の観光スポットがあります。
観光名所、寺社仏閣など彦根城とひこにゃんだけでない、彦根の魅力をご紹介いたします。
「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」と俗謡に唄われる多賀大社は、伊邪那岐、伊邪那美の夫婦を祀り、太閤秀吉も崇敬した長寿、縁結び、厄除けの神様です。
住所 | 滋賀県犬上郡多賀町多賀604番地 |
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所要時間 | お車で16分 |
天保13年(1842)に彦根藩12代藩主井伊直亮が、井伊谷(現静岡県)八幡宮から井伊大明神を分霊して神像を造り、龍潭寺の参道脇に祀ったのがはじめとされます。
住所 | 滋賀県彦根市古沢町1112 |
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所要時間 | お車で15分 |
元和3年、井伊直孝の建立による禅僧の研修道場で多数の造園学僧を生みだしています。方丈南庭は「ふだらくの庭」として知られ、本堂には芭門十哲のひとり森川許六の襖絵があります。
住所 | 滋賀県彦根市古沢町1104 |
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所要時間 | お車で14分 |
城下町を一望できる丘の上にある曹洞宗の寺。秋になると萩の花が咲き、別名萩の寺ともいいます。井伊直中(なおなか)が、腰元と初孫の菩提を弔うために創建したといわれます。
住所 | 滋賀県彦根市里根町232 |
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所要時間 | お車で10分 |
「湖東三名水の一つ」として知られる湧き水。その昔、遠い村に嫁いだ娘の母乳の出が悪く、故郷の十王村のこの水を汲んできてもらい飲んだところ、たちどころにお乳の出が良くなり、そのおかげで赤ん坊はすくすくと育ったといいます。今も地蔵は、母乳の神様として親しまれています。
住所 | 滋賀県彦根市西今町 |
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所要時間 | お車で4分 |
平安時代の開山。鎌倉時代・室町時代と修験道場として栄えた古寺。堂内いちめんに法華経の図解・三十二菩薩が極彩色で描かれ、鎌倉時代の壁画ながら今も鮮やかに保たれています。西明寺の紅葉は特に美しく、多くの人が心の安らぎを求め参拝に訪れます。
住所 | 滋賀県甲良町大字池寺26 |
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所要時間 | お車で19分 |
琵琶湖の北部に浮かぶ島。島の名前は「神を斎(いつ)く島」に由来しています。中世以来、西国三十三所観音霊場として多くの参詣客でにぎわってきました。琵琶湖八景の一つです。
住所 | 滋賀県長浜市早崎町 |
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所要時間 | 彦根港よりオーミマリンで約40分 |
関西でも有数の鍾乳洞、霊仙山塊(りょうぜんさんかい)カルスト地帯にある風穴です。洞内温度が一年を通して12℃から13℃であるため、夏は涼しく冬は暖かいです。
住所 | 滋賀県犬上郡多賀町河内宮前 |
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所要時間 | お車で約45分 |