ここでしか味わえない、ここでしか見ることのできない職人の技が光る野津旅館のお料理。
山陰には新鮮で美味しい食材があふれています。
そんな、旬の食材をふんだんに使用した逸品をご堪能下さいませ。
ご夕食のメインの一つは、島根県の郷土料理でもある出雲そばの器(割子)を使用し、見た目でもお楽しみいただけるよう料理長が工夫を凝らした一品でございます。その中身にはお蕎麦ではなく、一段一段に小さく山陰の食材を盛り込みました。
もう一つのメインは、美しく盛り付けられたお造り多種盛りでございます。こちらは、一度に何種類ものお造りが味わえる至極の一皿となっております。
松江といえば、しじみの味噌汁を連想される方が多いと思います。
野津旅館の朝食には毎朝しじみの味噌汁が付き、6つ仕切りの箱に入った小鉢は健康的でやさしい味付け、お魚は諸味味噌をのせた白身の魚で、温かいうちにお召し上がりいただける様お一人様ずつの陶板でご用意させていただきます。
野津旅館のやさしい朝ごはんをどうぞご賞味ください。
平成27年度松江市手作り産業優良技能者(松江の匠)表彰 奨励賞受賞
平成4年から24年に渡り、和食を中心とした調理全般の料理技術の研鑚を重ね、その技術は高く評価されている。
和食を通じて郷土料理をはじめ、地産地消にも積極的に取り組んでいる。
調理師会や郷土料理研究会の重責を担い、勉強会など若手調理師の育成に取り組む。
最近は気候等の影響もあり旬がずれていることもあるので、これまでの季節で決まった食材・料理にこだわらず市場などで自らの目で選んだ、いま松江でとれる良い食材を仕入れることを心掛けています。また、料理長として常に厨房のメンバーと共に新作づくりに取り組み「一番は安心・安全の料理を提供すること。そのルールの中でお客様と料理人の思いが一緒になったときに良いものができる」とお客様に喜んでいただける料理づくりに挑戦し続けています。
野津旅館 料理長 桂 誠一