湯本の温泉は5世紀神功皇后が三韓出兵の折に発見し、我が子応神天皇に産湯を使わせたという伝説の残る湯です。
1500年以上の歴史を誇るわが国でも屈指の古湯であり、平山旅館のお湯は湯本の中でも旧湯(ふるゆ)と呼ばれています。
ここ湯本は子だくさんの家庭も多いことから、神功皇后の「子宝の湯」として信じられ、時の流れと同様に今も静かにこんこんと湧き続けています。
徳川時代の寛永元年(1624)に湯治が開かれ、温泉山医王院と称しました。近くの観世音寺が温泉をもらい受けて経営しましたが、現在の温泉旅館ができたのは大正に入ってから。赤茶けた鉄錆(サビ)色に濁った露天風呂につかっていると、千数百年間にわたり赤い熱泉が自然にわき出ているとのイメージがよく似合っています。
※17:00~19:00は宿泊者のみ利用可能です。
この温泉街の先駆けを務めたのが当館です。わき出てくるときは透明ですが、空気に触れたとたん含まれている鉄分が酸化して赤くなります。海が近いこともあってしょっぱい温泉です。
※17:00~19:00は宿泊者のみ利用可能です。
貸切にてご利用いただけます。
家族でグループで、気兼ねなくご利用ください。