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料亭旅館 新道山家 小旅(1)氷川神社と大宮公園

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大宮の地名は武蔵國一宮・氷川神社が鎮座するという意味の「大いなる宮居」からきています。主祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)・稲田姫命(いなだひめのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)の三柱で、社は五代孝昭天皇の御代に創建され、二千有余年の歴史があります。❖須佐之男命はやまたのおろち退治の伝説にあるように勇気と決断力にすぐれた男子で、奥様の稲田姫命は美しくて献身的な女子でしたので、お子様の成長を願う神様として最も相応しいとされ、お宮参り・お食い初め・初節句・七五三などのお祝いに相応しく、大己貴命は大黒様として事業の繁栄を願うため、関東一円から参拝なさる方々が一年を通して絶えることがありません。❖日本一の長さを誇るケヤキ並木の参道を持ち、南東3キロ先の見沼区中川に中社を更に6キロ先の緑区三室には女体神社を持っています。三社は地図上で一直線で結べるようになっており、三社で一体の氷川神社が構成されています。古代人の構想のスケールの大きさには驚かされますね。❖因みに大宮生まれの大宮育ちの私共は氷川神社と言うと何処かよそよそしく響くので親しみをこめて「おひかわさま」と呼ばさせて貰っています。緑豊かな参道は真夏の炎天下でも涼しくて爽やかな風が吹き渡ります。カップル・ファミリー・グループでぜひ一度散策をしてみてください。  文責:新道山家亭主・川島利雄
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武蔵野国一宮とは関東で最も位の高い神社と言う意味です。明治元年に天皇が入都なさって四日目に最初に行った国事はこの社を勅祭社と定め、十日目には自ら出向いて国家国民の安寧を祈願した事です。この行幸の様子は参加した個人の各々の姿まで克明に描かれた行幸絵巻で見られます。 壱の鳥居。旧中山道から入ると真っ直ぐに18丁(約二キロ)も続く欅並木の氷川参道は直線では日本一の長さです。きらきらと輝く木漏れ日のなかを欅の葉から出る酸素を胸一杯に取り込んで半日のウオーキングを楽しんでみませんか。途中の大宮区役所の中にとてもお洒落な図書館ができましたよ。 弐の鳥居は明治神宮から寄贈されたもので台湾から輸入された檜の大木を狂いや割れが生じないように当時最先端の木工集成技術で造られました。木製の鳥居ではここまで巨大な物は珍しいそうです。さて大分歩きましたね。昔ながらの味を伝える甘味処・氷川だんごでちょっと一休みは如何でしょうか。
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やっと参の鳥居に到着しました。ここからは境内となるので天皇でさえも神輿を降りて歩いて進まなくてはなりません。一礼のあと鳥居をくぐり抜けて本殿に向かいます。錦鯉や亀たちが静かに遊ぶ神池をまたぐ神橋では欄干の朱色が樹々の緑に映えて神域の厳かさを高めます。 手水所の奥には縄文時代から何千年もの間途切れることなく湧き出ている泉があります。この泉の周辺に自然に人が集まり集落ができ社が立上がると更に人が集まる。近世は多くの鉄道線路が集り交通の要となりました。大宮の地が人々が集まる使命を持っていることがよく分かります。 いよいよ本殿にて参拝をいたします。この後は神社の背景にある桜で有名な大宮公園を歩いてみてください。日比谷公園を設計した本多静六博士が金沢の兼六公園にも引けを取らない名園をという気概をもって創り出した公園です。園内には小さな動物園まであってお子様連れにも大好評です。