温泉街の中心にある草津のシンボル。湯畑源泉から7本の木樋を通って温度を下げながら各温泉浴場へ。湯の花の採取も行われています。1975年、スキーと湯治で草津を訪れていた岡本太郎に町長が湯畑全体のデザインを依頼しました。
草津温泉街の西側にあり、四季折々の豊かな自然に囲まれています。開放感があり男女合わせると500㎡と広大な露天風呂。足湯は無料で入れます。
夜はライトアップで幻想的な雰囲気に包まれます。
熱い源泉の中に板を入れて湯をもみ、入浴できるまでの一定の温度に下げる「湯もみ」が考え出されました。1960年から開始された伝統の湯もみショーが、「チョイナ チョイナ」の掛け声を響かせ、毎日行われています。
「美人の湯」として名高い煮川源泉を使用した日帰り温泉施設です。温度の違う湯船を並べ順番に入る
「合わせ湯」が人気です。合わせ湯は、草津の熱い湯に温度の低い湯船から、順に入って徐々に身体を馴らす入浴法です。
いま注目の地蔵源泉周辺の「裏草津」。当館の目の前には地蔵堂、地蔵湯畑、目洗い地蔵、そして地蔵の湯があります。足湯・顔湯・手洗乃湯ではいつでも気軽に温泉を楽しむことができます。
草津温泉にゆかりのあるちばてつや、赤塚不二夫らの漫画家の作品をはじめ、木造2階建ての館内には約1万冊の漫画が置かれています。併設するカフェ「月の貌」や芝生広場などに漫画を一度に2冊まで持ち出すことができます。
落ち着いた裏草津にあって、木の香りに包まれた開放的な空間で、こだわりのコーヒーとここにしかないメニューを楽しむことができます。天気の良い日には高台広場の開放的なデッキテラスをご利用いただけます。非日常のひと時を漫画堂から持ち出した漫画を片手に。
人気の地蔵の湯を、無料で楽しむことができる温泉施設です。地蔵の湯はやや白濁したお湯で、古くから眼病に効くという言い伝えがあり、源泉の脇には「目洗い地蔵」があります。
湯畑源泉の湯を引く共同湯です。男女の浴室とは別に、伝統的な入浴法の「時間湯」を行える浴室があります。時間湯は江戸時代から明治時代にかけて行われた体質改善のため高温の温泉に浸かる湯治療法です。
江戸、明治にかけて湯畑周辺に存在した5つの共同浴場のうちのひとつ。源頼朝が狩りに来た際に腰をかけた石がこの地にあったことからその名前がついたといわれています。当時の趣を残し杉板、とんとん葺き屋根、漆喰壁などで再建されました。
日本武尊を祀る白根神社。古くから白根山信仰の中心として、人々に親しまれてきました。境内には大きな祈願絵馬、草津で最も古い共同浴場「鷲乃湯」の記念碑があり、湯畑をはじめ温泉街を一望することができます。
721年に草津を開湯したといわれる行基が創建した薬師堂は「日本温泉三大薬師」と呼ばれています。小林一茶の「湯けむりにふすぼりもせぬ月の貌」という俳句が刻まれた、町指定文化財の句碑も建てられています。