江戸の「八百八町」に対して
浪華の「八百八橋」と称されるように、
大小さまざまな橋が掛かる都市、大阪。
淀屋橋や難波橋、高麗橋といった
この街を代表する橋たちは、
河川による運輸の発展を支え
大阪を「天下の台所」と言わしめるまでに
繁栄させた一方で、
その土地に生きる人々が描く
数々の出会いと別れの舞台となるなど、
大阪という街を語る上で欠かせない存在です。
ホテルリソルトリニティ大阪は、
そうした橋たちに囲まれて立つホテルだからこそ
橋をテーマとして掲げています。
見えないからこそ、見えてくる
ホテルの顔となるリビングロビーは、
夜のとばりが訪れる直前
さまざまなドラマが繰り広げられる
黄昏時のような淡い光で満たされており、
橋を渡って訪れる旅人たちを
優しく包み込みながら
一日の旅の終わりを感じさせてくれます。
また「陰翳礼賛」をコンセプトとしたその影の演出は、
日本古来の風雅な美の感覚を現代へと伝えつつ、
暗さという余韻を楽しみながらくつろぐという
新たな体験をもたらしてくれるでしょう。
朝には取りこまれた自然光が
黄昏時とは異なる爽やかな光と影を作り出し、
次の旅へと進むその背中を後押しして。
大阪という都会の中心にありながら、
あえてネオン弾ける明るさではなく、
輪郭もぼやける暗さを楽しんでみる。
そんな一風変わったドキドキが感じられる
大人のためのホテルとして、
ホテルリソルトリニティ大阪は
今日も旅人たちを迎えています。