入浴すると発汗により血液粘度が高まり「ドロドロ血」の状態になります。
入浴後だけでなく、入浴前にも水分補給するのがポイントです。
※空腹時の入浴の際は、温かいお茶で…
「かけ湯」は、体の汚れを落としてから入浴するマナーというだけではありません。
温泉の泉質や温度に慣らすためのものです。
※体は、軽く洗う。上がる際も桶に温泉を溜めタオルを洗い、
肌についた成分を採らないように優しく拭く。
バスタオルなどは使わない方が良い!化粧水をつける際はお早めに・・・
立ちくらみは、全身の血の巡りが良くなる分、頭の血流量が減る状態なので
熱いお湯をしみこませたタオルで頭の血管を開きましょう。
のぼせは、頭に血がのぼったオーバーヒート状態なので、
逆に冷たい水をしみこませたタオルをのせましょう。
ただし、実際には「立ちくらみ防止」にはゆっくり浴槽から出ることが大切です。
※のぼせやすい「内湯」と「夏の露天風呂」では「冷たいタオル」を頭に・・・
脳の血管が収縮して危険な「冬の露天風呂」は「熱いタオル」を頭に・・・
短い入浴後、浴槽から出て休憩することを繰り返すのが「分割浴」です。
例えば、「3分入浴して休憩、また入浴」を3回繰り返すと9分間入浴することになります。
一気に10分間入浴するよりも9分間の「分割浴」の方が湯冷めしにくいのです。
※茄子のはなでは、5分→8分→3分の分割浴がオススメです!
膝下にお湯を掛けること3分、水をかけること1分、これを3〜5回繰り返すと
末梢血管が広がり、乳酸などの疲労物質が末梢されやすくなります。
※乳酸が散れば筋肉が和らぎ疲れを回復させる効果は抜群。
お湯3分は普通の入浴でもかまいません。
温泉の泉質は弱食塩泉が中心。
温泉水1キログラムに食塩が1グラム以上5グラム未満を含む弱食塩泉は、別名「熱の湯」と言われており、保温効果が血行を促すために浴後も全身がポカポカで、温かさが持続するのが特徴です。刺激の少ない泉質なので、単純泉同様に乳幼児や高齢者の方まで楽しめるのも魅力。慢性関節リュウマチ・手足の冷え・打撲傷・捻挫・外傷・火傷に適しています。