当館無料参拝バス『しんゆ号』。豊富な知識を持ったドライバー兼ガイドがゆったりとしたバスで諏訪大社四社にご案内いたします。移動中には当館オリジナルの音声ガイダンスやアニメーションガイドにて、諏訪の歴史をお楽しみいただけます。お土産を見る時間などもあり充実した旅を満喫できます。
出発時刻
事前ご予約制
当館にご宿泊の方は、チェックイン前・チェックアウト後いずれもご自由にご利用いただけます。ご利用には事前予約が必要です。ご希望の方は、お電話またはフロントにてご予約ください。
※感染症対策の一環として十分な換気をする為、窓を開けて運行しております。冬季は車内が寒くなる恐れがございます。予めご了承いただき、暖かい服装でのご乗車をお願い致します。
四社を巡るバス内では、諏訪市公認キャラクター「諏訪姫」がツアーガイドとしてご案内。モニターを見ながら大社の歴史を学ぶことができ、バス移動の間も楽しんで日本の神様に関する基本知識を習得できます。
大社内専用アプリ「Suwa Taisha NAVI」でも、「諏訪姫」がエスコートをしてくれます。現地でじっくり、詳しい説明も読みながらお楽しみください。
神社を参拝する際に、流れる水によって手や口を清める風習の「手水」。手水の作法を体験した後は、実際に御柱に触れ、そのパワーを体感してみましょう。
澄み渡った神気を感じられる荘厳な聖域です。祭神は日本の守護神ともいわれるタケミナカタの神様(建御名方神)。守屋山の麓に存在し山そのものが御神体。山は中部地方唯一の原生林です。約8000万年前にできた日本列島を関東から九州まで縦断する大断層・中央線構造線上に位置し大地のエネルギーのあるスポットとしても注目を集めています。断層の上には伊勢神宮、豊川稲荷、天河大弁財天社、分杭峠などもあります。
元はひとが入れない禁足地だったので、自然のまま、森に存在する神社です。四社のなかでは最も規模が小さいですが、素朴で喧噪はなく、心がゆっくりと鎮まる場所です。諏訪湖の南に位置しており、お諏訪さま信仰発祥の地ともいわれています。昭和7年に伊勢神宮の御用材で建てられた本殿と十間廊があります。本殿があるのは四社でここだけです。
神楽殿は1835年、奥にある拝殿は1781年と、歴史ある建物の多くが重要文化財です。青銅製の狛犬は170cmで日本一の大きさを誇っています。秋宮のしめ縄は出雲大社と同じ大きさで日本一。縄は左巻きで不浄のものの侵入を防ぎ、出雲大社は右巻きで、不浄のものが出てこないようにしているそうです。ご神木は正面に見える樹齢800年の“根入りの杉”。夜中にいびきをかき、葉を枕の下に入れると安眠できるといわれています。
春宮の参道は諏訪湖とつながっており、脇には砥川(とがわ)の清流が流れ、中州には浮島社もあります。この浮島は神威により、大洪水でも沈まないといわれています。江戸時代の幣拝殿の唐獅子や獏の彫刻は、国の重要文化財。二股に分かれ根元でひとつになっている、“結びの杉”は、縁結びの御利益があるそうです。参道にある“下馬橋”は、室町時代のもので下にはすべてのひとが身を清めたという御手洗川が流れています。