住所 〒753-0078
山口県山口市緑町4-60
TEL 083-922-0560
チェックイン 15:00〜20:00
チェックアウト 10:00
駐車場 40台/無料/予約不要
大正期、別荘として建てられ、昭和十一年に増築して旅館として営業を始めた当園の建物は、その後増築を重ねて現在の姿になりました。
戦後の増築部分は、京都の著名な数寄屋師・笛吹嘉一郎の意匠で、随所に数寄の技と遊び心を満載した仕上がりとなっております。
専門家からは「まるで木造建築の博物館」との言葉を頂いております。
昭和三十一年及び三十八年に昭和天皇皇后両陛下の御仮泊の栄に浴した「桐」「千鳥」の二部屋は、「行在閣(あんざいかく)」と命名され、山を借景にした庭園と一体的な構造の近代和風建築です。
四つの茶室と水屋からなる茶室棟は笛吹嘉一郎設計施工。特に山月亭は表千家の代表茶室「残月亭」の写しです。また山水園入口にある茅葺きの門は、奈良・慈光院・茨木門の写しで、二階は茶室になっています。これも笛吹嘉一郎の設計施工です。
多くのお客様をおもてなししてきた当園の建物は、材料や構造が優れているとともに職人から宿泊者まで地域、日本を代表する人々が関わった質の高い建築物であることが評価されて、国の登録有形文化財となりました。
時を経た木造建築ですので、お客様に気持ちよくお過ごしいただけるよう、清掃・手入れに心をそそぐとともに、この建物を後世に伝えるべく、日々努力しております。
ロビーは昭和二十年代と三十八年に作られたものが融合した作りで、大正・昭和のロマンが漂う、アンティークな雰囲気を醸し出しています。 |
古い建物になりますので、バリアフリーが行き届いた館内ではございませんが、足腰の不自由なお客様のために専用エレベーターを設けております。
※浮舟、霞のお部屋にはエレベーターで上ることができません。
・40畳
・収容60名
・宴会・披露宴等のご利用頂けます。
・ご要望、ご質問はお電話にて承っております。
電話番号 083-922-0560