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真言宗室生寺派大本山である室生寺は、深山奥に鎮座する山岳寺院。女人高野として、女人の参詣が禁じられていた高野山とは異なり、女性の参詣を受け入れてきた。
境内の堂宇、仏像などの多くは国宝、重要文化財に指定されており、中でも、屋外では日本最小、国宝でもある五重塔を見るために日本全国から多くの参詣客が訪れる。
桜、シャクナゲ、紅葉、雪景色など、四季を通じて変わる寺の表情は何度訪れても見る者の目を楽しませてくれる。
拝観時間:4月1日〜11月30日
8:30〜17:00
拝観時間:12月1日〜3月31日 9:00〜16:00
宇陀川の対岸の石英安山岩に彫られた弥勒菩薩の磨崖仏は日本最大級。春の境内にはしだれ桜が見事に咲き誇り、対岸の弥勒菩薩との取り合わせは非常に美しい。営業:8:00〜17:00 11月〜2月は〜16:00
水を司る龍神を祀る神社。龍神が棲むといわれる龍穴が神社の裏山にあり、神気ただよう場として、信仰を集めている。
樹令300年とも伝えられているしだれ桜で雄大であり、回りには桃の木が植えられてなおいっそうみごと。地元には、戦国武将後藤又兵衛が落ちのびたという伝説が残ることから、又兵衛桜とも呼ばれている。幹周約3m、高さ約13mの見事な桜で、シーズンには5〜6万人の花見客で賑わう。
大和平野・吉野連山を一望、春はツツジ秋は紅葉。
大宇陀町の中心地松山は古来、阿貴(あき)と呼ばれ、中世末期に形成された小城下町である。現在でも町は旧態をよくとどめており、江戸時代末期から明治にかけての町家もかなり遺存している。なお、町の入口には旧城門のひとつ、松山西口関門(史跡指定)があって城下町らしさを伝えている。
右大臣藤原豊成公の息女中将姫は継母のざん言により14才のとき日張山に配流され、松井嘉藤太夫妻の情けにより助けられ、ある年父豊成公がこの地に狩りに来て中将姫と不思議な再会をはたした尼寺、逢いたい人と夢かなう寺として有名。