仙台真田氏ゆかりの郷
今を去ること400年、大坂夏の陣で激戦の果てに散った真田幸村公。その戦ぶりから日本一の兵と称えられた名将です。宮城県蔵王町は、伊達政宗・片倉小十郎重長の力を借りて徳川方の追求をかわした幸村公の次男・真田大八が、仙台藩の武士となって幸村公の血脈を伝えた『仙台真田氏ゆかりの郷』です。
蔵王山麓真田の郷を磨く会によるオリジナル仙台真田グッズやメニューを販売中。仙台真田氏の誕生に関わった真田幸村・伊達政宗・片倉小十郎の三武将をイメージした手拭いや、武将とネコをミックスさせた『ネコ武将』シリーズ、六文銭をあしらったメニューなどが揃っています。
四季折々楽しめる蔵王山の魅力
蔵王エコーライン
蔵王連峰を東西に横断し、宮城県と山形県をつなぐ山岳観光道路。4月下旬の開通から5月中旬頃までは雪の壁、夏にはマイナスイオンたっぷりの新緑、そして9月下旬からは、赤や黄色に燃える紅葉を愛でながらドライブを楽しむことができます。
(11月上旬~4月下旬まで冬季閉鎖)
樹氷(スノーモンスター)
樹氷は、アオモリトドマツの木に氷と雪が付いたもので、非常に複雑な条件の下でしかつくられない事から日本でも限られた地域にしか見られません。宮城蔵王では、深雪の樹氷原まで雪上車に乗り、直接見たり触ったりして鑑賞することができます。
蔵王の御釜(おかま)
蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖で、釜状なので「御釜」という名前がつきました。
湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気。
冬の樹氷と共に蔵王の象徴となっています。
蔵王町が誇る農畜産物と温泉
蔵王町は地形や気候が農業に適していることから、たくさんの農産物が採れ、梨や里芋をはじめとした11品目の生産量が宮城県内で1位となっています。また、酪農も盛んで、全国ブランドの蔵王チーズやたまごを使ったお菓子、ブランド肉の蔵王爽清牛(そうせいぎゅう)など、豊富な材料を美味しい料理にするお店も数多くあります。
遠刈田温泉(とおがったおんせん)は、蔵王連峰のふもとにある開湯400余年の歴史を持つ温泉で、二つの共同浴場を中心に、旅館などが立ち並ぶ風情のある町並みが広がっています。温泉街では食べ歩きや足湯など、湯上りの散策もおすすめです。また、郷土玩具である木製人形の「こけし」発祥の地でもあり、みやぎ蔵王こけし館では地元の遠刈田伝統こけしをはじめ、全国の伝統こけしや木地玩具5000点が展示されています。
- ●電車で
- <東京から>
【東北新幹線】
・東京駅→白石蔵王駅(約2時間)
白石蔵王駅→蔵王町役場(路線バス35分)
・東京駅→仙台駅(約1時間30分)
仙台駅→蔵王町役場(高速バス約1時間)
- ●車で
- <東京方面から>
・浦和IC→白石IC(約3時間40分)
白石IC-蔵王町役場(約15分)
<仙台方面から>
・仙台南IC→村田IC→蔵王町役場(約30分)