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須賀谷温泉 直弼とたか女の史跡を訪ねて 大洞弁才天 

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さらに、本堂に昇る階段の前に立って中の御本尊を仰ぎ見た時、私は思わず驚きの声を挙げた。薄暗い空間の向こう側に、金色(こんじき)の光に彩られた大きな弁財天が鎮座しておられたからだ。それは、私の想像を遥かに超えた大きさだった。大きさでご利益を計れるものではないが、この大きさは圧倒的な力で私を支配した。文句なしに、凄い。 photos & sentenses by A.T.  
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小説の中でたか女が、この弁財天の化身として、心から帰依していることも素直に頷けた。  木製の格子に隔てられ、金色の帳の向こうにおわします弁財天は、右手に剣を携え左手に宝玉を持ち、実に神々しいお姿をされている。訪れる人も稀な静かさの中に、白いお顔が浮き出て見える。   さして期待感もなしに参道となる急な坂道を昇っていった私であったが、昇り詰めたところに意外と立派な伽藍が出現したので、まず驚いた。琵琶湖を背景とした彦根城を遠望できる風光明媚な立地に、二層から成る立派な山門が建立されている。 急な石段を登り山門をくぐって振り返った風景は、山門を額縁に彦根城が美しく収まり、まるで一幅の絵を見るようだ。
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 彦根城からこんなに近い場所に、こんな不思議な場所があるということを、私は知らなかった。弁財天は、佐和山城のあった佐和山から連なる大洞山の中腹にある。    日光東照宮建立の総奉行であった井伊直興が、厄除けと城を守るため建立したもので、甲良大工によって建てられ、欄間に眠り猫や像の彫刻があることから、彦根日光とも呼ばれている。   本堂の中の欄間 大洞の弁財天は、当館より車で約40分。JRでは、河毛〜彦根駅(25分)+徒歩20分です。