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桜島の麓にある当館の源泉……火山性温泉の仕組み
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桜島は、周囲を鹿児島湾の海水に囲まれた活火山です。
1779年安永大噴火時、桜島南東部地下に雨と海水の貯留層が形成されました。
つまり、雨水や海水は地表から数十年から60年ほどかけて地下の湯だまりへと浸透していきます。
その湯だまりをマグマが温めて温泉になります。
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地球の水の大循環 (水道) | + |
雨と海水の地下貯留層 (浴槽) | + |
地下桜島マグマ (火) |
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お風呂に例えると、水道と浴槽と火が自然に備わっている。
それが、地下浅くに高温泉が出来る、桜島火山性温泉の仕組みです。
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大正時代に埋もれた幻の湯が復活
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また、桜島南東部一帯には、1912年に流出し大隅半島と繋がった大正溶岩原が広がっています。
溶岩の下には、薩摩藩が日本初の洋式軍艦「昇平丸」(幕府献上船)を建造した桜島瀬戸造船所や、明治に日本一となった有村温泉も眠っています。
溶岩に埋もれた有村温泉には、桜島のエネルギーによって傷を治す良湯があり、
波静かな鹿児島湾を見渡す眺望にも恵まれており、当時はたくさんの湯治客が押し寄せていました。
当館の源泉湧出地は、そんな歴史が埋蔵された大正溶岩近くの有村町。
「46℃・湧出量・透明」の理想を求め、調査掘削を長い時間をかけて発見した、奇跡の泉脈です。
溶岩の下にある泉脈であるため、もし10m位置がずれていたら出会えなかった貴重な温泉なのです。
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ミネラル豊富な湯で体の内部が温まる
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地下40mから湧く、適温46℃の源泉は、配管距離で自然に40℃〜43℃の適温となり、そのまま浴槽に注がれます。
もとは透明な源泉ですが、浴槽に満たされてから含まれた鉄分の色が変化していく温泉です。
さらに、殺菌力のあるミネラル成分が活きる超天然の中性温泉(ph6.4)。
この新鮮な多種の天然ミネラルが体の内部を温め、血流が促されることで、
体の各々個々組織の酸素不足を補い、体を温めます。
内臓温度は37.2度で酵素が働き、免疫力が高められるといわれています。
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温泉のメンテナンスへの当館のこだわり
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井戸水不要 ・ 水道水不要 ・ 電気不要 ・ ガス不要 |
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温度調節の必要のないお湯は、源泉のまま浴槽に注がれるまさに源泉掛け流しです。
温泉を快適かつ清潔に保つために、創業以来1日2回ずつお湯を入れ替え、沈殿する湯の花(ミネラル)をこまめに除去してゆきます。
このこまめなお湯の入れ替えによって、検査が始まって以来、当館の温泉は「レジオネラ菌ゼロ個(浴槽水)」。
衛生面も保たれているのです。
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ご入浴された方の声
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お客様のご感想をご紹介します。
「腰の痛みが和らいだようで、久し振りに夜中に起きなかった。」
「関節の痛みが和らいできた。2〜3週間温泉に通い、歩きやすくなりました。」
「赤くカサカサになったので、以前利用したことのある、こちらの温泉で治るのではないかと来てみました。
1度で良くなったのにはビックリしました。」
「毎回来るたびに、足のかかとが簡単にツルツルになるのには驚きます。
お薬を使っても良くならなかったのに、お湯の出る所で少しさするだけでした。」
「温泉タオルパックで、お肌がツルツルもちもちになりました。」
「虫さされでかゆかったのですが、かゆみが取れました。」
「髪の毛がサラサラになりました。」
「塩分の多い温泉かと思いましたが、サッパリしました。鉄分の香りでした。」
「大病をして汗が出にくくなったので、日々運動を欠かさないできました。
でも、お風呂に入っただけで、こんなに発汗するなんて。自分にまだこういう力があると、自信が持てました。」
「低体温症だったので、連泊でゆっくり温めました。久し振りに足や頭の中の冷えが無くなりました。」
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