家族旅行にて平日に宿泊

【料理】
食にこまかい祖父も珍しく殆ど残さずに食べていた。
生まれて初めて鯉料理を食べたが、初めてがここで良かったと心から思う。一般的な「臭い・小骨が多い」という先入観からは真反対で、洗いでは無く昆布締めでの刺し身は臭みも無く、特に甘煮？うま煮？は鱗まで食べれるような処理がされており楽しめた。

また、秋ということもありアミタケ・コムソウダケ等の普段あまり食べないキノコ類をいただけた。

日本酒についても拘っているようで、長野で中々買えない銘柄を出していただけた。
夕食がボリューミーなのであまり飲めなかったのが悔やまれる。

【設備】
平成初期生まれぐらいまではどこか懐かしく、若い人には逆に新鮮に感じると思う（いわゆる昭和レトロ）。
部屋に備え付けのシャワー、トイレ、洗面台はキレイに改装されており充分。大浴場は関してはこんな感じかなぁ？という感じ。（自称極度の潔癖症ですが大丈夫でした）

総じて、歴史のある建物に泊まれるという経験は貴重であり、ホスピタリティある接客と何よりも地の物を使った素晴らしい料理に満足しました。

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2024年10月

温泉の泉質、食事、接客姿勢など満足しました。
チェックインの際に妻が熱中症気味で疲れているので観光を早々に切り上げて到着を早めたことを伝えたら、仲居さんが気遣ってくださり新館のエアコン付きの部屋に変更してくれ食事も部屋食に変更してくれた。これはたいへん助かった。
この旅館の評価ポイントは仲居さんでありホスピタリティーの高い接客で大変満足できます。食事も会席コースでしたが前菜から鍋物、刺し身、焼き物、煮物とどれも少しづつ多種の料理で満足した。創作料理の枝豆の茶碗蒸しは絶品。
食べにくい鯉料理も下処理がされていて味、食感とも良かった。仲居さんが料理の説明を都度都度してくれるのもとても良かった。
懸念点は水回りのアメニティーの管理不足。手洗い場や浴室の洗面台が管理不足。浴室洗面台にはクシが用意されているのだが未使用か使用済みかわかりにくく統一感もない。またドライヤー、綿棒などが雑然と置かれていて補充されている様子もない。都度都度の管理がされていない印象だ。また浴室内に経年の不要と思われるシャンプー容器が大量に置かれているのも残念だ。
建物や設備の経年劣化はしかたがないが、この点は管理姿勢を正せば即改善できるのでその点を期待したい。
また玄関にアーリーチェックインができない旨の張り紙がしてあったが、理由書きの説明がパートへの時間外労働発生とはいただけない。部屋に入り、案内パンフレット、注意書きに、アルコール類の持ち込みを禁止する旨の記載があるが「残念なお客様がある」と記載することもなんだかなと思う、リラックスするために来ているのに悪くもない自分が注意されているようだと思う気持ちが湧いた。

しかし総合的には仲居さんの接客の良さと料理、温泉の良さで満足行く旅館である。
100年を越す建物で古き良き時代を感じることは間違いない。

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2024年08月

大正・昭和ロマンを彷彿とさせる趣有る旅館は、昔にタイムスリップしたような感覚を覚え、味わいのあるひと時を過ごすことが出来ました。おかみさんほか従業員の皆様の暖かいおもてなしで、大変満足できました。お風呂はお湯がぬるかったものの、少し長めに湯に浸かっていれば、体の芯まで温まることができました。また、食事は料理の種類も多くボリューミーでしたが、大変美味しく完食させて頂きました。都会の喧騒を離れ心身ともにリフレッシュすることが出来ました。有難うございました。

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2024年07月

部屋を指定しないプランにしましたが、偶々空いていたらしく、島崎藤村が宿泊したという貴重な部屋にしてくださいました。内装も外観も歴史を感じられる素晴らしい建物でした。
藤村の作品の千曲川スケッチでますや旅館が出てくる一節を読んでみると、「湯川の流れる音が聞こえる楼上」とありました。部屋から外を眺めて見ると小さな川が流れていて、調べると湯川という川でした。島崎藤村が聞いた川の音というのはあれかと思うと、時代を越えて島崎藤村と繋がった不思議な気持ちになりました。
古い建物ですが綺麗に清掃されていますし、唯一心配していたトイレはウォシュレット式の洋式で快適でした。
温泉は極上です。完全掛け流しの包まれる様な柔らかい湯触りのふんわりと硫黄の香りがする所謂ぬる湯で、長くじっくり楽しめます。料理も美味しく、接客も丁寧親切で気持ち良く宿泊できました。

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2024年02月