当館は山の中腹に建っておりますので、海側の客室や奥ロビー、大浴場から敦賀の街や奥の敦賀湾を臨むことができます。朝から夕方にかけての景色は、街並みや海の景色だけでなく、電車や車の動きさえも景色の一部に溶け込み、見るものをあきさせない風景になります。 |
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気比の松原は、三保の松原・虹の松原と並ぶ日本3大松原の一つで約17,000本の松が生い茂る国の名勝地になります。(宿からはお車で約15分) | 水島は敦賀湾に浮かぶ無人島で、透明度が非常に高く夏には海水浴客で埋め尽くされます。また、ウインドサーファーやダイバーも多く訪れることで有名です。 | 敦賀市の南部に位置し、南は滋賀県マキノ町に通じる黒河(くろこ)渓谷です。カコウ岩が基盤になっている一帯は「緑のダム」とも言われていて、ブナ林などの林の土で蓄えられた雨水が下流を潤し動植物にも恵まれ、四季を通して私たちの目を楽しませてくれます。 | ||
敦賀市内を流れる川「笙の川」の源流にある池の河内湿原は、周囲を山で囲まれた約4ヘクタールの湿地です。この湿地には、まだ手つかずの自然が残っており付近の樹木は落葉植物になっております。そこから笙の川に沿って市内に向っていくと、季節ごとに様々な草花が楽しめ、さらに木ノ芽川との合流地点では、ユリカモメ・ツグミ・バン・キジ・イソシギ・セグロカモメ・マガモ・カルガモなど様々な野鳥が見られます。 | 中池見は宿から約15分の位置にある沈降地域にございます。池見とは湿地帯を表しており、湿地面の標高は50mにもなります。地形としては袋状体積谷と呼ばれており、50mにも及ぶ泥炭層を有しております。このような地形は世界的にも非常に珍しくラムサール条約会議などの国際会議でも注目されております。いわゆる底なし沼であるため、いったん沈み込むと約50mの泥炭の下の岩盤まで沈下しそこに保存され、この点から環境考古学的、民俗学的に10万年分のデータが堆積しているといわれています。また湿地には特有の植物が群落を作り、そこに様々な水生昆虫が生息しています。特にトンボの種類が豊富で、現在70種が確認されています。 | 当館から見る夜景です。昼間とは違う表情をみせてくれます。100万ドルとは参りませんが、見る人の心に深く印象を残す景色でございます。 |