日本一美しい渓流沿いにある唯一のホテル「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」で森に癒される旅

ミシュラン・グリーンガイドで二つ星を獲得し、「日本一美しい渓流」と称される青森県の南部にある「奥入瀬(おいらせ)渓流」。十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園内を流れる奥入瀬川の上流約14kmの奥入瀬渓流を遊歩道沿いに歩けば、その絶景に圧倒されます。

そんな美しい渓流沿いに佇む唯一のリゾートホテルが「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」。ここは渓流を望む客室でゆるやかな時間を過ごし、ゆったりと温泉に浸かりながら森を愛で、渓流の美しさを間近で堪能する贅沢な旅が叶う場所。長い年月を経て大自然に育まれた森の息吹を見て、触って、聴いて……五感で味わいながら、森に癒される1泊2日の滞在記を紹介します。

 

渓流沿いに唯一立つ「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」で奥入瀬の森を満喫する

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

訪れたのは、一年の中で最も新緑が美しい6月中旬。ゲストにも人気のシーズンで2~3連泊するゲストも多いそう。「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は、十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流沿いに位置しています。ホテルから一歩外に出れば、そこは森に囲まれた渓流沿いの遊歩道。奥入瀬渓流散策には絶好のロケーションです。

アクセスは、JR八戸駅、青森駅、どちらからも車で約90分。予約をすれば無料送迎もあります。

 

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ロビー森の神話

館内に入ると、奥には大きな窓一面の新緑をバックに、圧倒的な迫力の大暖炉が! この「ロビー 森の神話」の大暖炉は、稀代の芸術家・岡本太郎氏が手掛けたもの。大きなソファに身を預けて木漏れ日が落ちる森を眺めていると、移動の疲れもスーッと癒えてきます。コーヒーやお茶もフリーで楽しめるので、滞在中のもうひとつのリビングとしてゆったりと過ごすことも。

 

無料シャトルバスやレンタサイクルで渓流散策を楽しむ

奥入瀬渓流ホテル シャトルバス

1泊2日の旅なら早めにホテルに到着して、チェックイン前に渓流を散歩するのがおすすめ。宿泊者なら、ホテル~雲井の滝間を奥入瀬渓流沿いに1時間に1本運行している「渓流シャトルバス」に無料で乗車可能。途中下車しながら、渓流散策を思い思いに楽しむことができます。

渓流シャトルバス

運行期間
2022年4月15日~11月27日(冬期運休)
運行時間
4月15日~8月31日 始発6:00便、最終16:00便
9月1日~10月31日 始発7:00便、最終16:00便
11月1日~11月26日 始発8:00便、最終15:00便
(道路状況や気候により変更の場合あり)
料金
無料
予約
不要

 

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル レンタサイクル

アクティブ派には、電動アシスト自転車「E-BIKE」のレンタルサービスも。渓流沿いを爽やかに風を切って走るのは最高の気分! 基本は2時間制ですが、延長して4時間借りると、散策しながら十和田湖まで行って帰って来るのにちょうどいいそうです。

E-BIKEレンタルサービス

期間
2022年4月15日~11月14日
料金
2時間2,200円(2時間延長ごとに2,200円)
予約
前日18:00までに要予約
対象
大人、身長155cm以上
悪天候時は利用不可

 

森を見ながら湯浴みを楽しめる半露天風呂付客室

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 客室

今回宿泊したのは「渓流ツイン 半露天風呂付」のお部屋。森に溶け込むような木目調で統一された落ち着いた空間です。窓を開けると渓流の音が耳に心地よく響きます。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 半露天風呂付客室

ひのきの清々しい香りに包まれた半露天風呂に並々と温泉をためて、森林浴と温泉浴を堪能。何度も温泉に浸かったり出たりしながら、気兼ねなくゆっくりと過ごせるのは半露天風呂付の客室ならではの贅沢。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 客室

自然を身近に感じられるようにと、窓際には渓流を望むように大きなペアソファが。そこに身を預ければ、あまりの心地よさに動きたくなくなってしまうほど。

訪れた6月は新緑真っ盛り。秋には樹木が黄色や赤に紅葉し、冬には雪で覆われ銀世界に。季節ごとに違う顔を見せる渓流に魅了され、時期を変えて何度も訪れるリピーターが少なくないそう。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 客室

テーブルにはホテルオリジナルの「奥入瀬 苔ショコラ」が。かわいい苔色のショコラは、青森らしく青りんごパウダーを使用したもの。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 客室

コーヒーも奥入瀬の水に合うようにブレンドされたホテルオリジナルです。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 客室

館内着は、気心地のよい長めのガウンとパンツのセットを用意。胸ポケットのかわいらしい刺繍は、青森らしさを感じてほしいというスタッフの想いによって、津軽こぎん刺しをモチーフにデザインされたもの。

また、星野リゾートでは環境負荷軽減の取り組みのひとつとして、歯ブラシなどのアメニティは客室には置かず、希望した人にチェックイン時に渡しています。ペットボトル入りの飲料水の提供も廃止し、冷蔵庫にはウォータージャグを常備。館内にあるウォーターサーバーで補充できるようになっています。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

さらに、奥入瀬渓流に群生する苔を楽しむためのコツを書いた案内とルーペを発見。渓流散策にはぜひルーペを持ってお出かけを! ルーペで見るミクロの苔の世界は一見の価値アリ!

 

眼下に渓流を望む露天風呂

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 露天風呂

眼下に渓流を望みながら、ゆっくりと温泉に浸かれるのが大浴場にある「渓流露天風呂」です。鳥のさえずりや川のせせらぎ、耳をすますと聞こえてくるのは自然の音だけ。春から夏は新緑、秋は紅葉、冬は氷瀑と、季節ごとの景色を見ながら温泉を堪能。日のあるうちには豊かな自然を、晴れた日の夜には満天の星空を見ることもできます。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 露天風呂

八甲田から湧き出た温泉の泉質は、疲労回復、筋肉や関節の慢性的な痛み、冷え性などに効能があるとされる単純泉。体の芯から温まり、大自然に心まで癒される――。これはもう、極上のリラックス体験です。

大浴場には広い内風呂も。バスアメニティは、りんごエキスや温泉水を配合したホテルオリジナルのシャンプー・コンディショナーが用意されています。脱衣所にはアイスキャンディーが入った冷凍庫があり、自由に食べてOK。温泉でポカポカに温まった体に、冷たいアイスがうれしい!

渓流露天風呂

営業時間
14:30~24:00(冬季は23:00まで)、5:00~11:30(冬季は6:00~)

 

りんごを使ったメニューが豊富! ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」で夕食

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ

夕食は青森の恵みを味わうビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」へ。入口の天井には、たくさんのかわいらしいりんごのオブジェが!

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ

津軽びいどろ製のりんごは、1つひとつ職人が手作りしたもので、よく見ると厚みや色合いが異なります。自然のりんごのように2つとして同じものはなく、ひとつずつみんな違うということを表現しているそう。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ

壁に並ぶのは、青森県産のりんごを使ったシードルの工房などを展開する「A-FACTORY」の「AOMORI CIDRE」。食事の際に別料金でいただけます。また、夏には30種類以上のシードルを飲み比べできるイベントも期間限定で開催されます。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ

木のぬくもりに溢れるレストラン店内。青森県特産のブナの木を使った伝統工芸「BUNACO(ブナコ)」オリジナルのりんご型のランプが空間を楽しげに彩ります。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ

常時50~60種類が揃っているという夕食ビュッフェ。ぜひ味わってほしいのが、ここでしか出合えない趣向を凝らしたりんご料理の数々。「津軽」「王林」「ふじ」の3種のりんごジュースの飲み比べ、豚肉とりんごを煮込んだ料理や、りんごそのものの味を楽しむカットりんごなど、りんごを存分に堪能できるラインナップです。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ

青森県南部地方の伝統料理「せんべい汁」、マグロやイカなど好きな具材を好きなだけのせてオリジナル丼を作る青森の名物料理「のっけ丼」も!

ローストビーフやホタテのカダイフ揚げなどを目の前で調理してくれるライブキッチンも充実しています。ホタテは、日本有数の養殖地である陸奥(むつ)湾を擁し、青森を代表する味覚のひとつ。プリプリのホタテと揚げたてサクサクの衣のハーモニーは絶品です。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ディナービュッフェ

デザートにぜひ食べてほしいのが、ライブキッチンで提供されるホットアップルパイ。熱々のりんごの甘酸っぱさと冷たいソフトクリームが抜群の相性! 大人も子どももハマるおいしさです。

※時期により、食材の産地や提供内容が変更になる場合があります。

 

「ラウンジ 河神」で奥入瀬渓流の歴史を学ぶ「森の学校」

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ラウンジ河神

夕食後は西館2F「ラウンジ 河神(かしん)」へ。ここで圧倒的な存在感を放っていたのが、1996年に完成した岡本太郎氏の遺作「河神」。高さ10m、重さ7tもある作品は、奥入瀬渓流の水しぶきが水の妖精「ニンフ」に変わっていく様子を表現したものだとか。大きな作品を見上げていると、そのパワーに飲み込まれそうになります。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ラウンジ河神
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル ラウンジ河神

この作品は大暖炉としても現役で使われています。寒い時期には火が入り、ほのかな灯りに照らされた暖かい癒しの空間に。窓一面に広がる紅葉や雪景色と相まって、新緑の季節とは全く異なる表情を見せてくれます。

東館「ロビー 森の神話」と同様に、ラウンジは24時間利用可能で、景色を眺めたりしながら自由にくつろげます。お部屋もいいけれど、気分を変えてラウンジで読書をしたり、仕事をするゲストも多いそうです。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 森の学校

「ラウンジ 河神」では毎晩、無料でネイチャーガイドが奥入瀬渓流の楽しみ方をレクチャーしてくれる「森の学校」が開かれています。スクリーン替わりの大きな窓に映し出されたスライドで、奥入瀬渓流の成り立ちや歩き方を詳しく教えてもらいました。

奥入瀬渓流
奥入瀬渓流

奥入瀬渓流を含む十和田八幡平国立公園内の樹木は、秋には葉が黄色や赤に染まり、冬には葉が落ちる落葉広葉樹が主体。そのため、春夏秋冬、四季を通してまるで違う場所のような景色が楽しめるそう。また、迫力のある渓流写真を撮影するなら、川の流れに逆らって歩きながら撮影するのがおすすめだとか。下から見たほうが水しぶきや迫力のある川の動きを見ることができるなど、森を知り尽くしたネイチャーガイドの解説は学ぶことばかり。聞いた前と後では、奥入瀬渓流の見方が変わります。

森の学校

開催期間
通年
開催時間
20:00~20:30(時期により異なる)
料金
無料

 

早起きをして森の朝と朝食を楽しむ

朝のほうが鳥のさえずりがよく聞こえると伺い、2日目は朝5:00過ぎに渓流露天風呂へ。早朝なのに、すでに数名の方が渓流を見ながら静かに湯浴みをされていました。渓流の響きと鳥のさえずりだけが聞こえる森の朝の心地よさは、ここでしか味わえない貴重な体験です。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 朝食ビュッフェ

いつもより早起きしたので、早々に「青森りんごキッチン」で朝食を。朝食もビュッフェ形式で、焼きたてのパンや卵料理、イクラも盛り放題ののっけ丼、青森の郷土料理など、好きなものをいただけます。もちろん、りんごのパンケーキをはじめとしたりんご料理もたくさん用意されていました。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 朝食

朝食ビュッフェで見逃せないのが、その場で作ってくれるラーメン。あっさりとしたやさしい味わいのスープに、ホタテやとろろ昆布がトッピングされた朝にぴったりのラーメンです。

 

ルーペを手に、貴重な苔の森を「苔さんぽ」

奥入瀬渓流

奥入瀬渓流の地盤は八甲田山から噴出した軽石や火山灰が堆積し、その岩の上に根のない苔が付着して植物が育ったという、いわばここは苔に育てられた森。日本に約1,800種ある苔のうち約300種が生息しているため、「日本の貴重なコケの森」にも選定されています。

そんな苔の世界を熟知しているネイチャーガイドとともに、ルーペを片手に散歩するアクティビティ「苔さんぽ」に参加。通常30分ほどで歩ける約1kmのコースを、2時間半かけて苔を観察しながら歩きます。多少、道がぬかるんでいても長靴を無料で貸してもらえるのでご安心を。

奥入瀬渓流

昨日は「ヤマセ」と呼ばれる、この地方独特の東寄りの冷たく湿った風が入り込んで霧が立ち込めていました。そのおかげでこの日は、苔や木々が潤いを増しているという、散策には最良のコンディション。苔が水を含んで、森全体がキラキラと輝いて見えます。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 苔さんぽ
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 苔さんぽ

ルーペでのぞく苔の姿は、はじめて目にする神秘的な世界。苔にも新緑があり、5~6月は一番色鮮やかで美しい季節なのだとか。間近で見るとさまざまな形の苔があることにも驚きます。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 苔さんぽ

ネイチャーガイドの方からスマートフォンのカメラに装着するルーぺを借り、ミクロの苔の世界を撮影することもできます。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 苔さんぽ

橋の上に群生した苔は猫の毛のようにモフモフ。触って苔を感じ、ルーペでのぞいてさまざまな種類の苔を観察。苔の世界に夢中になり、たった1kmの道のりもなかなか前に進めません。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 苔さんぽ

ジブリ映画に登場しそうな苔むした階段をネイチャーガイドの方の説明を聞きながら進みます。落葉広葉樹は葉が薄いので、葉から光が透けて見え、より幻想的な美しい森に見えるとか。

奥入瀬渓流

苔むした岩の間を流れる渓流の景色は、童話の1ページのように妖精が現れそうな美しさ。時間を忘れて見入ってしまいます。

奥入瀬渓流

木々の間に小さな鳥が! 水のきれいな場所にしかいないという「カワガラス」に出合えることも。たった1kmの道のりなのに、2時間半があっという間に感じます。渓流をただ散策するだけとは違う、奥入瀬渓流の新たな魅力を知ることができました。

苔さんぽ

開催期間
2022年4月16日~11月6日
開催時間
9:00~(所要約2時間50分)
料金
4,400円/1人、未就学児無料
予約
前日18:00までに要予約
定員6名
荒天時中止

 

屋根なしの2階建てバスから奥入瀬渓流を楽しむ

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル オープンバスツアー

奥入瀬渓流を散策したいけど、そんなに歩けるか不安という人におすすめなのが「渓流オープンバスツアー」。ホテルから十和田湖まで約14km、歩くと片道5時間ほどかかる道のりを、屋根のない2階建てバスで走りながら、特等席で絶景を楽しめる約1時間半のツアーです。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル オープンバスツアー

2階建てバスなら上から渓流を見渡せ、360度広がる新緑を楽しめます。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル オープンバスツアー

遊歩道を散策していたときは下から見上げていた滝が、2階建てバスからはこんなに近くに! しかも滝の上の方まで見ることができます。滝の名前や、木々の種類、奥入瀬渓流の見どころまで、ガイドの詳しい説明を聞きながら絶景を満喫しました。

十和田湖

折り返し地点の十和田湖で一度下車。澄んだ水に苔の映える十和田湖畔をしばし散策。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル オープンバスツアー

清々しい風を感じながら、緑のトンネルを通る気持ちよさは格別! 屋根のない2階建てバスからは、背の高い木々もこんなに間近に感じられます。

十和田湖へと向かう往路は、逆光になり森がキラキラと輝いて見え、順光になる帰り道は木々の青さが深みを増します。行きと帰りでは違った景色に見えるのも奥入瀬の森の魅力。木々の葉から透ける光が織りなす景色と森の風に癒された1時間半でした。ちなみに、黄や赤、色とりどりの葉が渓流を覆う紅葉シーズンのバスツアーも人気なのだそう。

渓流オープンバスツアー

開催期間
2022年5月20日~11月6日(メンテナンスのため運休日あり)
開催時間
11:00~12:30、13:30~15:00
料金
2,500円/1人
8月1~21日、10月15日~11月6日は3,000円/1人
対象
4歳以上
予約
前日18:00までに要予約
定員各回38名
荒天時中止(小雨の場合は催行、レインコート配布あり)

 

小さな奥入瀬を作って持ち帰る!?「こけ玉作り」

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 苔玉作り

チェックイン前もチェックアウト後も宿泊者限定のアクティビティを楽しめるのはうれしいサービス。そこでチェックアウト後、「こけ玉作り体験」にチャレンジ。奥入瀬渓流に点在する苔むした岩を題材に、苔玉で小さな奥入瀬を表現するアクティビティです。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 苔玉作り

用意された奥入瀬渓流で見られる植物の苗から、好きなものをひとつ選びます。今回選んだのは、モミジとカツラ。そこに愛情を込めて苔をすき間なく巻きつければ完成。もちろんお土産として持って帰ることができます。朝晩霧吹きで潤してあげるだけで、1カ月経った今も元気いっぱい! 苔玉を見るたびに奥入瀬渓流の美しい景色を思い出します。

こけ玉作り体験

開催期間
通年
開催時間
9:00~、12:00~、15:00~(所要約30分)
料金
2,500円~(サイズにより異なる)
対象
7歳以上
予約
開始10分前までに要予約
定員各回8名

※作った苔玉は、国外には検疫の関係で持ち出せません。
※国立公園内の植物の採取は禁止されているため、体験には特別保護地区外のものを使用しています。

 

奥入瀬渓流

「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」に泊まり、食や温泉、アクティビティを通して、さまざまな角度から奥入瀬渓流を味わった1泊2日の贅沢な旅。一日中、静かで美しい森のそばで過ごし、その空気に日々の疲れがどんどん癒されていくのがわかりました。また、一歩外にでれば渓流散策ができる好立地と、奥入瀬を知り尽くしたネイチャーガイドの案内やアクティビティで、絶景だけではない自然の厳しさや奥深さを知ることができました。

新緑の清々しさはもちろん格別でしたが、秋の紅葉、冬の氷瀑、四季折々に異なる魅力で楽しませてくれる奥入瀬渓流。「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」には、どんな季節でも奥入瀬の森を存分に堪能できるスペシャルな体験が待っています。

 

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

住所
青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
アクセス
JR八戸駅・青森駅から車で約90分(無料送迎バスあり・要予約)
駐車場
無料
チェックイン
15:00
チェックアウト
12:00

 

※撮影時のみマスクをはずしています

撮影:岡村智明 取材・文:山本美和


※この記事は楽天トラベルガイドによって取材・作成されたものです。

2022/7/17
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