|
熊野三山の中でもとりわけ古式床しい雰囲気を漂わせるのが、聖地熊野本宮大社。牟須美(むすみ)や速玉(はやたま)、 主神の家津美御子神(けつみみこのかみ)、そして天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。
かつては、「大斎原」にあったものが、明治22年の洪水で多くが流出し、流出を免れた社を移築したものです。 |
|
熊野川河口に鎮座し、境内には神木とされる天然記念物の「ナギの木」の大樹があります。 世界遺産には神社境内を中心に背後の「権現山」と熊野川に浮かぶ「御船島」及び「御旅所」を含んで指定されています。
大社敷地内にある神宝館(しんぽうかん)には、1200点にものぼる国宝が保管展示されています。 |
|
那智山の中腹に鎮座し、那智大滝(那智の滝)に対する原始の自然崇拝を起源とする神社。
熊野三山の一つとして熊野十二所権現を祀るほか、那智大滝を神格化した「飛瀧権現」を併せ祀られています。 社殿は本宮大社や速玉大社のように横一列に並ばず、三所権現をはじめとする主要五社殿と八社殿及び御県彦社が矩折して配置されています。 |