山菜など地のものを中心にしたお料理
湯の小屋温泉「清流の宿 たむら」では、地元で採れる山菜やきのこ、野菜を中心にしたヘルシーメニューをお出ししております。
清流と緑に囲まれ、落ち着いた和室でのんびりお食事をお楽しみください。
※お料理のお部屋出しは、しておりません。
また、女将の実家【鹿児島】より特別ルートで取り寄せた食材もご用意出来ます。
山菜の調理法と薬効
わらび
- 薬効
- 利尿・消炎 利尿、腫れものに効く。
- 乾燥させた根茎と地上部を細かく刻んで、10〜15gを1日量とし水400ccを土瓶に入れて1/3に煎じて、3回に分けて服用します。
- 調理法
- 木灰か重曹をまぶして熱湯をかけ、8時間〜10時間たったらきれいに洗い流してアク抜きをします。
- おひたしや天ぷら、茹でたのを叩いてとろろ状にしても美味しいです。
ふきのとう
- 薬効
- 鎮咳・去痰・健胃・喘息、せき止めに効く。
- 1日量として乾燥したふきのとう10〜20gを、水400ccで半量になるまで煎じて、3回に分けて服用します。
- 調理法
- 大きくなるにしたがって独特の苦味が強くなるので、開いてきている大きな玉は葉だけ天ぷらにすると良いでしょう。
- 刻んだふきのとうを味噌汁に落としても美味しいですし、刻んだものを味噌と混ぜたふき味噌も絶品です。
ふき
- 薬効
- 鎮咳・去痰・健胃・喘息・整腸
- 調理法
- 出はじめは、茎・葉ともに細かく刻んで佃煮にします。
- 茎の下ごしらえは、塩で揉んで、そのまま茹でて水にさらします。
- 食べやすい長さに切って、煮物や佃煮・漬物にします。
こしあぶら
- 薬効
- 糖尿病、滋養強壮
- 調理法
- 洗わずに根本を少し切って、はかまを取って調理します。
- 若芽には脂肪とタンパク質が豊富に含まれていて、天ぷらにすると脂肪質の味がしてコクがあり、実に美味しいです。
山うど
- 薬効
- 冷え症・神経痛・強壮・鎮痛・精神安定・頭痛・歯痛・めまいに効く。
- よく乾燥させた根茎15gを1日量として400ccの水で半量に煎じて1日3回に分けて服用します。
- 食前、食後どちらに飲んでもよいです。
- 調理法
- 生食には皮を剥いて酢水につけてから使います。
- 若芽は天ぷらに、茎の部分は煮物・酢の物などがおいしい。
- 煮物をした時の皮は捨てずにきんぴらに!
ぎぼうし・うるい
- 薬効
- 滋養強壮・便秘 腫れものに効く。
- うるいの乾燥した全草を、1回5gを煎じて患部を洗います。
- 生葉の汁を用いても良いです。
- 調理法
- 若芽はお浸しにしたり、味噌汁の具にします。
- シャキシャキとした歯ごたえとヌメリがとても美味しい山菜です。
- サラダ感覚でも楽しめます。