名古屋の堀川に臨む場所に誕生した「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」宿泊記
2022年3月に開業したばかりの「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」。名古屋駅と栄駅のちょうど真ん中あたりの堀川沿いに位置し、どこへ行くにもアクセス至便なホテルです。地元客にも人気のランチビュッフェやアフタヌーンティーなど、素敵な食事を楽しめるのも魅力のひとつです。今回は、「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」に滞在した様子をご紹介します。
アクセス至便な名古屋伏見エリアに立地
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世界有数のホテルチェーンのマリオットグループの「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」が誕生したのは、名古屋市営地下鉄「伏見駅」から徒歩約8分の堀川沿い。名古屋の繁華街である栄や名古屋駅からもアクセスのよい場所です。名古屋駅からもタクシーで5分、徒歩で15分程度のため、遠方からでも便利なロケーションに位置します。
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早速ホテルの中に。ロビーは広々としてモダンな雰囲気。印象的だったのは、コートヤードブランドオリジナルの香りに館内が包まれていること。シトラスやマリン、ジャスミンなどがミックスされた香りとのことで、滞在中ずっとこの香りに癒されました。
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レセプション前のロビーはウッドベースで落ち着いた空間。ところどころに名古屋をイメージしたオブジェやインテリアが配置され、名古屋にあるホテルであることを感じさせてくれます。天井から吊るされている水面のきらめきを表現したオブジェは、ホテルのすぐ横を流れる堀川から構想を得たのだそう。
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ロビーラウンジの飾り棚には、名古屋にまつわる書籍や名古屋の街並みを切り取った写真、常滑焼などが飾られています。
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チェックインカウンターの奥の壁は名古屋城の瓦屋根などをイメージした造りになっているとのことで、名古屋の歴史と高級感を感じさせてくれました。
オールデイダイニング「CRUST」でランチビュッフェを楽しむ
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「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」は開業からまだ1周年ですが、地元では「食事がおいしい」と評判になっているホテルです。チェックインカウンターで荷物だけ預け、まずはランチをいただくことにしました。ホテル1Fにある「オールデイダイニングCRUST(クラスト)」では、2023年3月6日より開業1周年を記念してランチビュッフェ“ワールド トリート&スイーツ”がスタートしています。
世界のご馳走をテーマにした新しいビュッフェスタイルを提案されており、ワールドワイドなメニューがそろっているのが特徴です。
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カウンターには、カプレーゼやカルパッチョなどの冷製オードブルから、ブルスケッタや季節の野菜の焼き物など、食材や産地にこだわった彩り豊かな料理が並びます。
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ライブステーションでは、シェフが目の前で料理を切り分けたり、できたてが楽しめたりするのも魅力的なポイントです。
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インドカレーはインド出身のシェフが作る本場の味。ライブステーションで絶対に注文したいおすすめメニューです。
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ランチビュッフェをテーブルに並べると、彩り華やかで各国のバラエティに富んだ料理とその種類の多さにびっくりすること間違いなしです。
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ビュッフェとは別に各テーブルにはシグネチャーディッシュも用意されます。この日はオニオンスープパイ。レストランの店名「CRUST」の由来である“クリスピーでさくさくした食感”を体現されている一杯でした。
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スイーツも魅力的で、目の前で自分好みにカスタマイズしたクレープを作っていただけるコーナーも。チュロスやドーナッツと合わせて、別腹デザートを楽しむことができました。
ワールドトリート&スイーツランチブッフェ
- 期間
- 2023年3月6日(月)より販売開始
- 時間
- 11:30~15:00(最終入場14:00、最終料理提供14:30)
- 料金
- 平日 大人 4,800円、お子様(6~12歳)2,400円
土日祝 大人5,300円 お子様(6~12歳)2,650円 - 場所
- 1階 ダイニングレストラン「CRUST」
地元客にも大人気の豪華なアフタヌーンティー
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チェックインまでまだ時間があったので、アフタヌーンティーも楽しんでみることにしました。ホテルのロビー横にはラウンジがあり、昼間はアフタヌーンティーをいただけるカフェスペースになっています。
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アフタヌーンティーは2時間の2部制で、1部は12:00から、2部は14:30からとなっています。メニューは季節によって変わるのですが、訪れた時期は、いちごをメインとしたセットでした。
タルトやパイなどいちごのプチガトーから、スコーンまでが4段セットになっています。一つひとつが精巧で見た目も美しく、いろんな味が少しずつ楽しめるのでどんどん食べ進めてしまうこと間違いなしです。
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アフタヌーンに付くセイボリーも魅力的。ミニハンバーガーなど塩気の効いたものもセットになっているので、アフタヌーンティーだけでも遅めのランチになりそうです。
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ポットのティーはカリフォルニアのティーブランド「ART OF TEA」の茶葉が9種類用意され、その中から選ぶことができます。世界の5つ星ホテルや有名レストランでも提供される茶葉で、厳選されたフレーバーがアロマのように香り、癒しのひとときを過ごせました。
アフタヌーンティーセット
- 時間
- 2時間入れ替え制(1部:12:00~14:00、2部:14:30~16:30)
- 料金
- 5,300円
- 場所
- 1階 ロビーラウンジ「THE LOUNGE」
各部屋はナチュラルカラーで統一された落ち着く雰囲気
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お腹が満たされたところで部屋にチェックイン。今回宿泊したのは、「デラックスキング」。インテリアはナチュラルなアースカラーで統一され、堀川にインスパイアされたデザインの壁紙が、ボタニカルな雰囲気を演出しています。
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窓際にはソファが配され、ソファの横の壁にはコンセントも。大きめの丸テーブルは食事をしたり、リモートワークをしたりするのにも便利でした。愛知県の有松絞りを使用したクッションもおしゃれです。
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洗面スペースと寝室の間には間仕切りがあり、扉を閉めると目隠しも可能。二人で宿泊した場合にもプライベート空間ができて使いやすい造りです。
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洗面所には縦に長い鏡があり、壁には拡大鏡も設置され、シンプルながら使いやすくなっています。
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「デラックスキング」の場合、浴室はシャワーのみですが、手持ちシャワーの他にオーバーヘッドシャワーも付いており快適でした。
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ハンドウォッシュやボディローションは、世界中のコートヤードブランドのホテルでバスアメニティとして使用されているタイのスパブランド「NIRVAE(ニルヴァエ)」が置かれていました。柑橘系の香りがとてもよく、ファンが多いというのも納得でした。
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コーヒーや紅茶などのドリンクやマグカップなども揃っており、部屋で一息つきたいときにも便利。
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こだわって選んだアイテムだというオイルランタンに似たスタンドライトは、夜になると幻想的な光が壁に映し出されてとても綺麗でした。
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その他の部屋もご紹介。「コートヤードスイート」は、各階の角部屋に設置されており、寝室は2面の窓で、街の景色をより贅沢に眺めることができます。
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寝室とリビングが分かれているのも特徴で、L字型の大きなソファーやダイニングテーブルなどが置かれています。
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「コートヤードスイート」にはバスタブ付きの浴室も完備。シャンプーやコンディショナーなどはフランスのマリンコスメティックブランド「アルゴテルム」のものになっています。バスソルトなども付いており、よりゆったりと入浴時間を楽しめそうです。
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「プレミアツイン」の部屋もご紹介。ホテル上層階に位置するため、眺望が良いのが特徴で、名古屋駅方面の景色を見ることができます。
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壁際には椅子が配置され、こちらにも有松絞りのクッションが置かれています。
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ネスプレッソのコーヒーマシンが置かれているのも「プレミアツイン」の特徴です。また、洋服を掛けるハンガーが8個も用意され、縦型にかさばらないようかけられるようになっていたのはうれしいポイントでした。衣類用スチームアイロンもすぐ下に用意され、出かける前にさっと服のシワを伸ばすことも可能。細かな配慮が行き届いた部屋です。
最新フィットネスマシンで汗を流す
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宿泊者専用のフィットネスセンターもあり、24時間開いているので、好きなときに行って利用することができます。ウェイトの機械やエクササイズバイクなどは、フィットネス業界のプレミアムブランドとして名高い「テクノジム」のもので統一。
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タオルやウェア、靴なども貸出があるので、手ぶらで宿泊しても気軽に汗を流せるのもうれしいポイントでした。
愛知の食材を心ゆくまで堪能できるディナー
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ディナーは再びホテル1階の「オールデイダイニングCRUST」でいただきます。夜は照明が落とされ、日中とはまた違った大人な雰囲気に。
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ディナーはコーススタイルで。シェフが東海エリアの生産者のところまで足を運び、選び抜いた食材を使っているのが特徴。渥美プレミアムラスサーモンや愛知県豊田市初のブランド牛「ゆたか牛」、愛知県産鱈など、県民でもなかなか知らないような食材を楽しむことができました。
コンテスト受賞経験もあるバーテンダーが作り出す極上のカクテル
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夕食後、もう少し飲みたい方は、ラウンジに併設されたバーへ。カウンターにはコンテスト受賞経験もあるバーテンダーがオーダーした一杯を目の前で作ってくれます。
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左はミントやライムがふんだんに使われた「金鯱(キンシャチ)モヒート」。鯱の形に切り取られたレモンが添えられ写真映えも狙えます。右は地元・清洲の愛知クラフトジン キヨスを使った「クラフトイン愛知」。どちらもフルーツやミントなど素材の味も感じることができる贅沢な一杯でした。
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バータイムフードメニューも充実しており、石川牧場産知多牛響を使った「CRUSTビーフバーガー」や「三河鶏手羽先とフレンチフライ」など地元の食材を使った逸品が揃っています。
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お得感があったのは、「CHAMPAGNE & WINE JOURNEY」です。3,000円でシャンパン含むソムリエ厳選10種のワインが飲み放題。カウンターに並べられたボトルから好きな一杯を探すことができました。
目の前で調理してもらえる卵料理などがおいしい朝食
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ぐっすり寝た翌日。明るい日差しが差し込むオールデイダイニング「CRUST」で朝食バイキングをいただきます。ダイニングは天井まで続く大きな窓になっているので、気持ちのいい朝の光が差し込みます。
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バイキング形式で、サラダやお惣菜など和洋メニューから好きなものを選び、テーブルに運びます。
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おすすめは、CRUST特製「うなオムレツ」です。名古屋ならではのスペシャルオムレツで、うなぎのタレがかかっています。ライブキッチンで注文し、できたてを提供してもらえるのもうれしいポイントです。
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その他にも、きしめんを使ったフォーや、愛知県産米「あいちのかおり」のご飯など、愛知県ならではのメニューも盛りだくさん。お腹も心も大満足の朝食でした。
荷物をまとめてチェックアウト
![コートヤード・バイ・マリオット名古屋](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/1cal_image/public/2023-04/courtyard-nagoya-guide_51.jpg?itok=gwwVW1Zb)
名残惜しいですが、1泊2日の滞在を満喫し、チェックアウトに向かいます。仕事をさくっとされたい方や、誰かと待ち合わせをしている方などはロビーラウンジが便利です。各席に電源があるので、チェックアウト前後に、携帯を充電やPC作業することもできます。
![コートヤード・バイ・マリオット名古屋](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/1cal_image/public/2023-04/courtyard-nagoya-guide_52.jpg?itok=806pdOwO)
「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」には、会議室も充実しています。最大576名まで入ることのできる部屋から30名前後で利用できる部屋まで3種類。大きなカンファレンスから結婚式までさまざまなスタイルに対応可能だとのこと。名古屋の新しいミーティングスポットとしての需要も今後さらに高まりそうです。
繁華街の喧騒から一歩離れて優雅なステイを!
![コートヤード・バイ・マリオット名古屋](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/1cal_image/public/2023-04/courtyard-nagoya-guide_53.jpg?itok=ZPS2Tzun)
![コートヤード・バイ・マリオット名古屋](/mytrip/sites/mytrip/files/styles/1cal_image/public/2023-04/courtyard-nagoya-guide_54.jpg?itok=EYdJIQeT)
名古屋に新しく誕生した「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」。オープンしてちょうど1周年ですが、すでに地元の方からの支持は厚く、アフタヌーンティーやランチ、夜にはバーに一杯飲みにくる方の姿が多く見られました。
館内の清潔さや洗練されたインテリアなど空間の良さはもちろんのこと、一つひとつの食事メニューに地元愛知県の良さを伝えようとするシェフの意気込みを感じることができるのも魅力でした。
名古屋や栄といった繁華街の喧騒から一歩離れて優雅なステイを楽しめるのもこちらのホテルの良さです。ぜひ名古屋を訪れた時に利用してみてください。
コートヤード・バイ・マリオット名古屋
- 住所
- 愛知県名古屋市中区栄1-17-6
- アクセス
- 名古屋駅から車で約5分、地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅6番出口より徒歩約8分
- 総部屋数
- 360室
- 駐車場
- 機械式駐車場(宿泊者専用・先着順)一泊2200円/台
- チェックイン
- 15:00
- チェックアウト
- 12:00
※料理や営業時間など取材時の内容になります。変更となっている場合がありますので、詳細はホテルへお問合せください。
取材・撮影/各務ゆか
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