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Shitsuraiしつらい

館内は京都の伝統工芸の要素を取り入れた室礼となっており、訪れるお客様をお迎えいたします。
京都御所や宮内庁、世界遺産の社寺から御用達の、
江戸時代から続く老舗の職人が作った工芸品がより一層京都らしさ演出いたします。
リソルの室礼が織りなす、くつろぎの空間で日常を忘れ、ゆったりとした時間をお過ごし下さい。

御簾(みす)

真竹肥後竹を全て手編みにて作成し、帽額(もこう)緑布はブロード地を藍色に染め上げ、窠ノ紋を摺り込んでいる平安時代からの伝統的有識紋様である。
花菱止め金具をつけ西陣織の房を下げております。

製作は、寛政年間(1789~1800)初期創業の「みす平」。
約200年以上受け継がれている伝統の結晶です。京都御所をはじめ、八坂神社、北野天満宮、三千院など多くの御用達を務めており、現在は八代目 前田平八。

内からは良く見えるが外から見えにくく、翠簾越しに見る中庭の何と雅なことよ。

鍾馗さん(しょうきさん)

京の街並みには欠かせない屋根の上の守り神、鍾馗(しょうき)さん、魔除け・厄除け・学業成就にと飾られているが、鬼をも退治するという伝説があります。
正面玄関の上の守り神は復刻版の鍾馗。中庭に鎮座する鍾馗は、ホテルの為に焼いた、トラベルケースを持ったオリジナルである。

制作は、創業明治44年(1911年)。
東寺、南禅寺など有名社寺の屋根の一部を担っている「浅田製瓦工場」、伝統の京瓦を只一人の職人「浅田 晶久」の作品。

"旅する鍾馗さん" 何ともたのしいではないか。

塗竹花籠(ぬりたけはなかご)

赤彦デザインのオリジナルの型でひさご型の竹籠を編み込み、強度をつけるために簀桶編みにし、内側に和紙を貼り、微妙な動きを表現している。また、竹皮をはぎ下地こしらえをし、黒漆のよる下塗りをし朱塗りを施す。さらに黒漆による流れを描き、雅さを出している。

製作は創業寛政元年(1789年)。
代々、塗師 大津屋常七を継ぎ 御所の出入り職人で、かつて東海道として多くの旅人が行き交った三条通に店を構える「大西漆器店」。
塗師 大津屋常七 九代目 大西典子、京もの認定工芸士 芦田直子の作品。

錫 四方掛一輪挿し(すず しほうかけいちりんざし)

四季折々の草花を、おもてなしの場やくらしの中に取り入れる習慣は、平安時代に遡ると言われています。
錫製品は、永く使い込むうちに独特の風合い・味わいが出てまいります。
いぶし、すなわち時代を経て纏う侘び・寂びの美しさの一輪挿しを各フロアーに設置しております。

製作は、天保九年(1838年)江戸後期に錫(すず)師として京都寺町二条に創業の「清課堂」。
爾来、神社仏閣の荘厳品、宮中の御用品の製作を賜っております。

垂撥(すいはつ)

「垂撥」(すいはつ)とは、掛け花入や短冊、飾り扇などを飾ることができる木や竹などで作られた、日本古来のものです。
形が琵琶の垂撥に似ていることから、この名が付きました。
およそ200年前に京都でつくられた垂撥で、皆様をお迎えしております。