POINT01
森村誠一氏が大学生であった当時、当館に宿泊しハイキングに出掛けました。山の頂きで宿のお弁当の包み紙に刷られていた、 “母さん僕のあの帽子どうしたでせうね。 ええ、夏碓氷から霧積へ行く道で渓谷へ落とした、 あの麦わら帽子ですよ。。。” で始まる、西条八十の“帽子”の詩が目に留まり、それから20年以上経った、昭和50年代の初めに大ヒットした“人間の証明”を世に出すに至ったのです。
POINT02
「北海にむかはん汽車の声なども 聞く霧積の碓氷峠」 (岩波文庫 与謝野晶子自選歌集より) この歌をはじめ、霧積に関連した歌をいくつも残しており、当館にてその歌を展示しております。
POINT03
伊藤博文はじめとする政治家、勝海舟、尾崎行雄、西郷従道(西郷隆盛の弟)また文化人では与謝野晶子、与謝野鉄幹、幸田露伴、幸田成友(幸田露伴の弟)、 山口誓子、川田順、西条八十、岡倉天心、森村誠一、画家の下山観山、山口薫など各界で活躍していた人々が霧積の地を訪れています。 また、この地を外国人にも広めようと、宣教師のショーと言う人物が、ギアマン(ガラス)造りの温泉紹介所を開いていたそうです。 当時の霧積温泉全体の宣伝広告文が和文と英文で発行されています。 (当館にそのコピーがあります)
POINT04
明治17年創業の本館には、当時建てられたケヤキ造りの部屋が現存しています。ここで明治憲法が草案された歴史のある部屋は、今でも指定して宿泊するお客様がいらっしゃいます。
広さ / 定員 | 6〜10畳 / 定員5名 |
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広さ / 定員 | 6〜10畳 / 定員5名 |
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バストイレ共同、テレビ、お茶セット、タオル、浴衣、喫煙可