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楽天トラベルトップ > 地域別旅行ガイド・青森 > 青森県深浦町 知りたい素顔。出会えた笑顔。

ポスターが行く。

ポスターでつながる
人と人。

ポスターでつながる人と人

来場者を前にポスターのプレゼンをする小竿さん(画像左)と此下さん。制作で苦労した点や託した想いなどを語りました。

紙に写真とメッセージで想いを放つ

成果報告会は白神山地にある十二湖の1つ「青池」の広場で行われました。ブルーの湖水で知られるこの池は、木々が湖面に映りこみ、天候や光の当たり具合で表情を変える神秘的な場所です。周囲を取り巻くブナ林が絶妙な背景となり、ポスターを浮き立たせます。そんな中、わかさんを描いた1枚も貼り出されました。

「仕事場」に腰掛ける笑顔のわかさん。そこに添えられたコトバは―――

いつも履くゆったりズボン。
部屋に飾るコスモスのおしばな。
みんなでお昼に食べるきゅうり。
ぜんぶ、自分の手でつくる。
日常を味わい、彩る。
それが、笑顔の秘密。

ポスターは不思議な媒体です。A1判(594×841mm)の紙に写真とメッセージで想いを放つ。見る者にはそれが種となって言葉が生まれ、会話が弾む。「わかばあちゃん、いい笑顔してる!」「こういう表情をばあちゃんするよね。いい思い出になったね」。わかさんと一緒に会場を訪れた家族の会話にも自然と花が咲きました。

情報はインターネットを介して物理的な距離を飛び越えてつながり、その表現方法も多様化しました。それでもなおポスターが影響力を持ち続ける理由は、表現に領域や制約があるからこそ、そこに込められた想いが研ぎ澄まされているところにあるのかもしれません。
彼女たちが好きになった人がポスターを伝って語りはじめました。それはまちの魅力が、史跡・名所や食にあるだけでなく、住む人によっても醸し出されるのだと実感した瞬間でした。

紙に写真とメッセージで想いを放つ

わかさんを囲んで記念撮影。ポスター制作を通じて人の温かさと深浦町の魅力に触れた3日間でした。

「ポスターで会話が生まれたら嬉しい」

小竿まゆるさん
「わかさんがふと見せる笑みは、自分で楽しいことを見つけられるからできるんだと思うんです。そんな表情の豊かさを2枚の写真を並べることで伝えたかった。わかさんの日常の生活を背景に写り込む部屋の様子で表現したかった。
その人の生きている時間がポスターに記録されていて、他の人が見た時にあの時はああだったね、と会話が生まれてくれたらそれだけで私たちは嬉しいです」

此下千晴さん
「青森の方はサービス精神が旺盛と聞いていましたが、取材のときにあれほど温かく迎えてもらって、こちらもかまえずにいられました。一緒にいたのはたった4時間くらいだったけど、ポスターをつくることでより親密になれた気がしました。ポスターだからできるコミュニケーションが生まれてくれたら嬉しいです」

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深浦に行く、泊まる。