海も、山も、
ありのままの自然が“ごちそう”
世界自然遺産、マグロ…山海の魅力満載
1993年に世界自然遺産として登録された白神山地の西麓、青森県の日本海側に位置する「深浦町」。古くは北前船の風待ち湊として日本海交易で栄えました。
現在も漁業が盛んで、青森のマグロといえば「大間」が有名ですが、実は水揚げ量では深浦町が青森県ナンバーワン!ご当地グルメとして深浦の天然本マグロを刺身、片面焼き、両面焼きにしてそれぞれのタレで味わう「深浦マグロステーキ丼」が、2014年の誕生から9万食にのぼる大ヒットとなっています。
深浦町には、白神山地のブナの森に点在する十二湖や、日本キャニオン、千畳敷海岸など、景勝地が数多くあります。とりわけ、十二湖の1つである「青池」の湖水は群青色に透き通り、その神秘的で美しい光景は見る者を魅了します。
またどこよりも大きな夕陽が見える町としても知られ、日本海の変化に富んだ海岸線から眺める水平線に沈む夕陽は一度は見たい絶景です。
楽天トラベルのおすすめのローカル列車ランキングで第1位に輝いた、海岸すれすれを走り抜けるローカル線「五能線」に乗ってダイナミックなその景観を味わうのも旅の一興です。
海の幸と山の恵み…。ありのままの自然に囲まれた非日常の体験が、ここ深浦町のごちそうです。
北金ヶ沢の大イチョウ
1000年以上の樹齢を誇る日本最大級のイチョウ木。天然記念物にも指定され、高さ31m、幹回り約22m。黄葉の時期(11月中旬~)にはライトアップイベント「ビッグイエロー」が開催されます。
住所:深浦町大字北金ヶ沢字塩見形356
連絡先:0173-74-4412(深浦町観光課)
入場無料。駐車場12台
円覚寺
平安時代に坂上田村麻呂が建立したとされる古刹。本尊は聖徳太子の作と伝えられる十一面観音。船人の信仰を集め、海上安全の祈願寺として、たくさんの船絵馬が残されています。
住所:深浦町大字深浦字浜町275
連絡先:0173-74-2029
開館時間:8~17時(12~3月は、8~16時)
ウェスパ椿山
複合型の欧風リゾート施設。全20棟ある宿泊コテージは4人用、6人用を用意。ドーム型展望風呂やガラス工房、昆虫館、スロープカーで登る「白神展望台」など滞在型で楽しめます。
住所:深浦町大字舮作字鍋石226-1
連絡先:0173-75-2261 年中無休
※営業時間は各施設によって異なります。
黄金崎不老ふ死温泉
温泉ファンが「一度は入ってみたい!」と憧れる全国屈指の人気を誇る秘湯。水平線の真っ赤な夕陽を眺めながらの露天入浴で贅沢なひと時を。
住所:深浦町大字舮作字下清滝15
連絡先:0173-74-3500 年中無休
青池・ブナ林
世界自然遺産「白神山地」の広大なブナの森に湖沼が点在する十二湖。なかでも一番の人気スポットは青く澄んだ水面が幻想的な青池。少し足を伸ばすとブナ自然林の回廊をゆっくりと歩くことができます。
住所:深浦町大字松神国有林
連絡先:0173-74-4412(深浦町観光課)
※12~4月上旬までは冬期閉鎖
深浦マグロステーキ丼
青森県初の新OMOTENASHIご当地グルメ。深浦産本マグロの刺身、片面焼き、両面焼き、それぞれのスタイルとタレで味わうマグロ尽くしのどんぶり御膳(1,350円・税込)。町内7店舗で味わえます。
連絡先:0173-74-4412 深浦マグロ料理推進協議会事務局
※詳しくは公式サイトをご覧ください。
深浦に行く、泊まる。
- 電車の場合
- リゾートしらかみ号で深浦駅まで
- JR新青森駅から2時間30分
- JR弘前駅から2時間
- JR秋田駅から2時間30分
- JR東能代駅から1時間30分
- 車の場合
- 東北道・浪岡ICから津軽道経由で約1時間30分
- 東北道・大鰐弘前ICから約1時間50分
- 秋田道・能代東ICから約1時間30分