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TRANSIT 09号

みんなのイギリス

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TRANSIT

【最新号情報】
伝統と革新の国イギリスの、TRANSIT的最終案内。新旧交わるロンドンから静かな優しさをたたえた田舎町まで、人々を魅了し続けるかの国の、多彩な素顔にせまります。大英帝国の成り立ちや階級社会のフシギ、ケルト文化やパブの歴史など、意外に知らないイギリスの「?」も徹底解析!特別付録BOOK in BOOK「レトロな乗り物に乗って旅するイギリス」付きの永久保存版!

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PICK UP 1

ストーンヘンジで目撃する奇蹟の瞬間

先史時代に造られた謎の巨石は、その起源はいまだに論争の的となっています。そして夏至の日、スペクタルな体験を。神秘の瞬間は1年に一度、夏至の日にだけ一般に開放されます。奇蹟の瞬間に立ち会うためにに、世界中から多くの旅人が集まるイベントを紹介します。

ストーンヘンジで目撃する奇蹟の瞬間

ロンドンから西へ約200km、ソールズベリー近郊に位置する巨石遺跡群ストーンヘンジは、世界で最も有名な先史時代の遺跡として知られる。圧倒的な巨石の前に立てば、科学も発達していなかった紀元前3000年頃、すでにこれらのストーンサークルが存在していたという不思議さに感嘆し、首を傾げずにはいられないだろう。

ヴェールに包まれた巨石のミステリーは、さらに謎をよぶ。夏至の日になると、特定の石と中心の祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇る。そのミラクルな現象と、かつて古代ケルト社会のドルイド教徒(祭司階級)が夏至の日の日の出を拝むために行っていた儀式に由来し、毎年夏至の祭典が開催されます。

イベントでは、美しい日の出を待ちながら、世界中の旅人とおしゃべりに華を咲かせることも楽しみのひとつ。また最大の魅力は、普段は柵で囲まれて近づけないストーンヘンジへの入場が許されること。世界遺産に間近で触れ、古の大地に想いを馳せながら、ただ日の出を待つ。その時間こそ、最高の贅沢なのです。

魔法で作られた、日蝕を予測するために使われた、巨人が作った、神殿として礼拝に用いられていたノノなどなど。誰が、何のために、どうやって立てたのか。様々な憶測が飛び交う中、イギリス最大のミステリー、ストーンヘンジの謎は今尚解き明かされてはない。年間85万人が訪れる観光地ではあるけれど、年に1度の特別な日に訪れるストーンヘンジは、その謎の答えを導いてくれるだろう。

アクセスは、ロンドンのウォータールー駅からソールズベリー駅まで(1時間40分ほど)行き、バス(40分ほど)で到着。ソールズベリー駅からはストーンヘンジ行きのバスが出ているので迷うことはない。

アクセスは、ロンドンのウォータールー駅からソールズベリー駅まで(1時間40分ほど)行き、バス(40分ほど)で到着。ソールズベリー駅からはストーンヘンジ行きのバスが出ているので迷うことはない。

一年に一度のビッグイベント。イギリス中のヒッピーや観光客もたくさん訪れる。特別な衣装を纏った彼らとの会話や記念撮影も楽しみの一つ。

一年に一度のビッグイベント。イギリス中のヒッピーや観光客もたくさん訪れる。特別な衣装を纏った彼らとの会話や記念撮影も楽しみの一つ。

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PICK UP 2

英国の格式と女王への敬意を感じられる伝統のレースへ

イギリスの魂を体感するにはもってこいのイベント。競馬の本場、イギリスのなかでも「ロイヤルアスコット」は、王室が主催する由緒正しい競馬レース。王族をはじめ貴族も労働者階級も、この日は特別に着飾ってレース観戦に興じる。正装した紳士淑女の優雅な雰囲気を味わって。

英国の格式と女王への敬意を感じられる伝統のレースへ

ロンドンから列車に揺られること約1時間、長閑な郊外といった趣のアスコットへ到着。駅から歩いて10分、アスコット競技場で開催される、エリザベス女王主催の競馬レース=Royal Ascot に参加してみよう。

日本ではどちらかといえば庶民の娯楽として親しまれている競馬。近代競馬発祥の地イギリスでは、単なるスポーツやギャンブルではなく、文化を象徴する鏡とまで例えられるほど。ロイヤルアスコットは、長く上流階級の人間にしか参加が許されなかった。が、時代の流れとともに一般庶民にも解放され、気軽に参加できるようになった。競馬場の観戦エリアは一般とロイヤルとに別れ、観戦エリアによってもドレスコードが異なる。とはいえ、どの階級の人々もめいっぱい着飾ってオシャレを楽しみ、レースの結果に一喜一憂していることに変わりはない。

1711年に始まったロイヤルアスコットは、300年の歴史を持つ由緒ある競馬レース。毎年6月に5日間開催され、開催中は女王自らウィンザー城から馬車に乗ってやってきて、連日レースを観戦する。王族も臨席する厳粛なイベントだけあり、観戦にあたっては撮影や携帯電話の使用禁止など、いくつかのルールを守って観戦する。

なかでもこのイベントの伝統と格調の高さを示しているのは、「服装」についてのルール。まず、女王を迎えるために「正装」でなければ入場できない。男性はネクタイに革靴、できればハットまで着用したい。女性もハットを被り、ドレスアップを。もしTシャツにデニムパンツという衣装できてしまったら、競技場内に足を踏み入れることはできないのでご注意を。競技場周辺では、これでもかとドレスアップしたあふれんばかりの紳士淑女(もはや仮装大会のような派手な人も多数)の姿を目にします。この仮装的な英国人たちを「観戦」するのもロイヤルアスコットの楽しみでもあります。

会場へ入り、今か今かと到着を待っていると、荘厳な音楽の演奏とともにロイヤルボックスの入口に女王様が現れる。その後、レースは夕方まで次々に行われるので、あなたのお気に入りの馬に賭けてみては?会場内にたくさんある売り場で簡単に参加することができます。庶民から上流階級、さらには王室ファミリーまでもが楽しむ国技ともいうべき由緒正しい競馬レースは、イギリスの社会構造や文化に触れられる絶好のチャンスです。

開催日は毎年6月。アスコット駅からは徒歩7分ほど。ちなみに、競技開催期間中はレディング駅とウォータールー駅から臨時列車が運行されるので利用しよう。

開催日は毎年6月。アスコット駅からは徒歩7分ほど。ちなみに、競技開催期間中はレディング駅とウォータールー駅から臨時列車が運行されるので利用しよう。

過剰ともとれる「正装」には、むしろある種の「おしゃれ」を楽しんでいる感があって興味深い。伝統の継承自体を娯楽として楽しんでいる英国人に感服です。

過剰ともとれる「正装」には、むしろある種の「おしゃれ」を楽しんでいる感があって興味深い。伝統の継承自体を娯楽として楽しんでいる英国人に感服です。

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