ホテルから車で約10分、
そこには天然の野芝に山野草の花々が咲く「中のまきば」と、
爽やかな空気に包まれた緑眩しいブナの林が広がります。
中のまきばはかつては馬や牛が放牧され、ブナの森では木炭や漆器の木材を採っており、
地元の人々の生活になくてはならない場所でした。
現在は、その美しい風景や自然を楽しむ人々が季節ごとに訪れる、
癒しを与えてくれる場所になっています。
昭和初期まで、木材や漆器の材料として活用されていたブナの森。当時は1haあたり、1本のマザーツリーが残され、そのマザーツリーが残した種子からブナの林が再生して、現在の二次林になっています。
特に暑くなる6月〜8月頃は、ブナの森のような紅葉樹林帯では光合成がより活発になり、酸素放出量が多くなります。
また毎年の落ち葉による腐葉土がたっぷりと地面に水分をためている事、特にブナは葉の数が多く、強い日差しを遮ることから、ブナの森は「天然のクーラー」と呼ばれています。
森に一歩足を踏み入れると、マイナスイオンたっぷりのひんやりとした涼やかな空気が感じられます。
日本の滝百選の不動の滝は、周囲の静かな空気を震わせ、高さ15mの滝が飛沫を上げて垂直に流れ落ちるさまが圧巻です。
滝の中ほどには、石彫不動明王が安置されています。夏は深緑の中で聴く滝の音に涼しさを感じ、暑さをしのぐには最高です。
そしてこの不動の滝に隣接する岸壁の下に桜松神社の古い社殿があります。
その昔、松の木に桜の花が咲いたのを見て村人が驚き、吉兆として崇めたという言い伝えが、桜松の由来です。
境内には2本のカエデの幹が仲良く結びついた「縁結びの木」があり、良縁成就にご利益があるのだとか。
また渓流に沿った遊歩道は、かつて集落で使用されたものを移築した水車小屋などがあり、30分程度の散策が楽しめます。
岩手県民にもあまり知られていない穴場スポットですので、ぜひ足を運んでください。
5月の下旬から6月の上旬にかけての限られた時期、八幡平頂上付近にある鏡沼の雪解けの様子が、まるで竜の目の様に見えることから「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれています。
その年の積雪量や雪解け状況、天候状況などで時期も見え方も変わる、奇跡の自然現象…この時期にしか出逢う事のできない、八幡平の大自然が生み出す神秘の瞬間を観に行きましょう。
八幡平は雪の回廊から始まり、ドラゴンアイ、夏の高山植物や散策、秋の紅葉と、どの季節でも全国からお客様を呼べる国立公園です。
自然に囲まれた癒し空間の八幡平を観光してみてください。
北海道・北東北の縄文遺跡群は、1万年以上にわたり採集・漁労・狩猟により定住した人々の生活と精神文化を伝える文化遺産です。北海道・青森県・岩手県・秋田県に所在する17の遺跡で構成されています。北海道・北東北では、ブナ・クリなどの森林資源や暖流・寒流が交わる海域が育んだ水産資源を背景に、今から約15,000年前に定住がはじまりました。
その後、環境変化にも対応しながら、採集・漁労・狩猟による生活が長期間継続しました。
この間、土偶や環状列石などにみられるように、精緻で複雑な精神文化も育まれました。
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