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(絶景もグルメも温泉も!私のいいねをさがす、とやまドライブ旅・東部)
(絶景もグルメも温泉も!私のいいねをさがす、とやまドライブ旅・東部)
海の幸からフルーツまで、旬の味覚を味わい尽くしたいグルメなあなたに、富山湾東部(黒部市、魚津市、滑川市、富山市)を1泊2日で満喫できるドライブコースをご案内します。
富山県の代表的なスポット「黒部峡谷トロッコ電車」や「魚津しんきろうロード」で絶景を満喫しながら、富山の秋の味覚を食べ尽くしてみませんか? 「バイ飯」や「富山湾鮨」といった海の幸、フルーツパフェやぶどう狩りなど、秋の富山にはおいしいものがいっぱいです!
詳細・お申し込みはNEXCO中日本公式Webサイトから
(外部サイトへ移動します)
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ドライブ
コース
1日目
日本三大渓谷の一つ、黒部峡谷。その峡谷の美を楽しむ交通手段となっているのが、黒部峡谷トロッコ電車です。日本のトロッコ電車といえばここ! と言っても過言ではありません。日本一深いV字峡を、宇奈月から欅平までの全長約20.1kmにわたって走り抜けます。
眼下に広がる黒部川の水面は、美しいエメラルドグリーン色。赤や黄色の紅葉とのコントラストは圧巻です。自然が織りなす絶景はもちろんのこと、途中にかかる後曳橋や新山彦橋もその美しさに花を添えます。
客車は、窓がついていない開放感抜群の普通客車と、窓があるリラックス客車、特別客車の3種類。人数や、天気によって客車を選ぶことができるので、快適なトロッコ旅が楽しめるはず。
紅葉シーズンの土休日は混雑のために希望の電車に乗れない可能性があるので、事前の予約がおすすめです。
画像提供:宇奈月温泉 延対寺荘
黒部峡谷の景色を思う存分味わった後は、宇奈月駅から歩いて7分の「宇奈月温泉 延対寺荘」で羽を休めましょう。
画像提供:宇奈月温泉 延対寺荘
与謝野晶子や川端康成など、歴史に名を残す作家や文化人も愛した老舗旅館です。1925年に「延對寺旅館 宇奈月別館」(現在の「宇奈月温泉 延対寺荘」)を開業する際、対岸からの突風が危険であるため、旅館建設には向かないと助言されたにも関わらず、その眺望の良さから建築を実行。
創業者の固い決意のおかげで、黒部峡谷の絶景が広がる現在の延対寺を目の前で拝むことができます。その景色を露天風呂や部屋からもしっかりと目にすることができるのがうれしい。
画像提供:宇奈月温泉 延対寺荘
料理は選べる3ランクの会席。天然の地元産魚介類は朝獲れの新鮮なものを厳選し、シロエビやほたるいか、バイ貝といった、富山湾を代表する海の幸が並びます。
ドライブ
コース
2日目
2日目のスタートは、古くから蜃気楼の名所として知られる魚津市へ。延対寺荘から魚津方面へ約40分で到着します。
日本海側最大級の観覧車がある遊園地「ミラージュランド」から経田まで約8kmの海岸線を走る「しんきろうロード」は、条件が合えば蜃気楼が見える絶景ドライブスポット。
対岸の景色や船舶が伸びたり倒立したりしているように見える「春の蜃気楼」が見られるのは、年に10~15回程度と大変貴重。一方、実際の風景の下に虚像が見える「冬の蜃気楼」は、11月~3月頃の寒い時期で視界がよければ見られる可能性があります。
蜃気楼を見られなくても、北アルプスの山並みや、世界で最も美しい湾「富山湾」が広がる絶景を楽しみましょう。
しんきろうロードの道中には、「万灯台」(江戸時代にできた灯台)や「海の駅蜃気楼」などがあります。海の駅蜃気楼では新鮮な海の幸や名物の「魚津バイ飯」を食べたり、お土産が購入できたりします。
お昼に悩んだら、昔から魚津地域で親しまれてきたバイ貝を炊き込んだ「バイ飯」を。しんきろうロード蜃気楼展望地から車で7分ほどで到着します。
バイ飯は、今や魚津で最も注目されるグルメの一つ。しかし、かつては小さなバイ貝を漁師さんが家に持ち帰り、お米と野菜とともに炊き混んで食べた、いわゆる漁師飯でした。
魚津駅前で100年もの長きにわたって数々のお客さんをもてなしてきた「海風亭」は、ランチ時でも店内の半分近くが予約席で埋まる人気店です。
ランチ時の人気メニューは「海鮮丼」と「バイ飯」。バイ飯には単品(1,000円・税抜)も定食(1,100円・税抜)もありますが、せっかく来たなら1日限定10食の「バイ飯食べ尽くし御膳」(1,500円・税抜)を。
バイ飯に、バイ刺し、バイ肝味噌漬け、バイのお吸い物、漬物、肝味噌がついた、バイ貝尽くしの贅沢なメニューです。
バイ飯は、バイ貝から出た濃いめの出汁が使われているにもかかわらず、しつこくない味つけ。最初はそのままで、お好みで肝味噌を混ぜて食べると味の変化が楽しめます。
コリコリのバイ刺しとバイ肝味噌漬けは、お酒のお供にも良さそう。海風亭では、富山県内の地酒を数多く取り揃えているので、ドライバーさん以外は昼から呑むのもあり!
「魚津らしくお客様をお迎えする、魚津を伝える料理をお出しすることを心がけています。バイ貝をはじめ、海の幸は魚津の鮮魚市場から取り寄せた新鮮なものを使っているので、魚津の恵みを楽しんでもらえたら」と話すのは、5代目となる料理長の美浪さん。
調理の工程すべてに、魚津の水に電気を当てた電気アルカリイオン水を使用。さらに自然農法で育った富山県産コシヒカリを使用するなど、素材へのこだわりも随所に見られるお店です。
甘いものは別腹! 甘味を欲したら、海風亭から滑川市方面へ約25分走らせ、「東福寺野倶楽部(とうふくじのくらぶ)」へ。富山湾を見下ろす高台にあり、その絶景とインパクト大のパフェを目当てに、休日は10組前後の待ちが出ることも珍しくない人気カフェです。
パフェはメロン、マンゴー、イチゴの3種類。それぞれのフルーツを旬の時期にだけ、期間限定で食べることができます。取材した9月頭のこの日は、大きなマンゴーがゴロゴロとのったマンゴーパフェ(1,000円)がありました。
お店の方がおすすめしてくれたリンゴのピッツア(S 820円)は、パリパリの生地とサクサクのリンゴ、ホイップクリームとシナモン、仕上げにリンゴの蒸留酒「カルバドス」で香りづけしたシンプルなメニューですが、その分リンゴそのもののおいしさを十分感じられました。
待ち時間や食事の後に、店の裏手にあるブランコで絶景を眺めながらくつろぐ時間もいいですね。
まだお腹に余裕があれば、ぶどう狩りはいかがでしょう。
東福寺倶楽部から車で約3分先にある「東福寺按田(あんだ)ぶどう園」は、山々に囲まれた自然あふれる滑川の丘陵に広がる、約0.7haのぶどう畑です。8~10月には時間無制限で食べ放題のぶどう狩りを楽しむことができます。スタッフの方からおいしいぶどうの見分け方、ぶどうの採り方を教えてもらって、ぶどう狩りがスタート。
時期によってぶどうの品種が変わるため、ものによっては急斜面を歩いてぶどう狩りをすることも。ちょっとした冒険気分も味わえそうですね。
ぶどうの販売も行っているので、お腹がいっぱいのときは、お土産に買って行くのもおすすめです。
お腹が満たされたら、30~40分ほどドライブ。富山市方面へむかいましょう。
富山市にある「富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)」は、富岩運河を中心に整備された公園。2017年度の利用者数は200万人を超えた日本海側有数の観光地です。
中央にかかる天門橋はロンドンのタワーブリッジ、富岩水上ラインが運河を進むさまはベネチアの風景を連想させる、まるで外国のような景色が広がります。
公園内には美しい眺望で評判の「スターバックス富山環水公園店」があります。スタバ側から運河を眺めるもよし、対岸からスタバを眺めるもよし。どの角度から眺めても美しい景色が楽しめる場所です。スタバファンにはたまらないスポットでしょう。
富山湾の恵みをいただくなら、「富山湾鮨」がおすすめ。富山湾で水揚げされた寿司ネタだけを使用し、漁港、漁場がとても近い富山湾近辺ならではの、海の幸を新鮮なまま堪能できるお寿司のことです。
富山湾鮨は、富山県内の50店舗以上でいただくことができますが、今回紹介するのは、富山市内にある「歩寿司本家」(富岩運河環水公園からは車で約7分)。
この地で40年以上愛されてきたお店です。
こちらでは、富山湾鮨5貫に「旬の刺身地魚盛り合わせ」「富山らしい酒の肴」「富山の地酒」がセットになった「一献セット」(5,000円・税抜)をいただくことができます。
同じ季節でも、仕入れ状況によって魚は変わりますが、9月頭のこの日は紅ズワイガニや、白エビ、赤イカ、ヒラメ昆布締め、イワシをいただきました。富山県産のお米と、旬の海の幸の組み合わせは本当に贅沢。
「勝駒」や「千代鶴」、「羽根屋」といった富山の地酒と一緒に堪能しましょう。
富山エビやバイ貝の刺身、白子の昆布締めもお酒との相性抜群です!
ハンドルキーパーに運転はお願いして、富山湾の海の幸と地酒を思う存分味わい、旅の疲れを癒やしてくださいね。
※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご利用の際は公式ホームページなどでご確認ください。