備中の小京都と呼ばれる高梁。重要文化財・備中松山城の城下町として発展し、また、銅とベンガラで栄えた吹屋の町並みなど見所がいっぱい。岡山市から特急で約40分の距離にある広島県と境を接しているエリアです。
平成24年度国土交通大臣賞(都市景観大賞)を受賞。赤銅色の石洲瓦とベンガラ色の外観で統一した町並みは、重要伝統的建造物群保存地区の認定を受けています。町並みを散策していると可愛らしいレトロなボンネットバス「ぼんばす」に出会えるかもしれません。詳しくはこちら>(外部サイト)
ベンガラって何?ベンガラは土から取れる成分(酸化鉄)で、語源はインドのベンガル地方より伝来したことから。経年変化に強く、日光による褪色がないことも特徴で昨今では無害であることから天然素材として見直され繊維製品への染色、オーガニック製品にも使用されるようになりました。
旧片山家住宅(本片山)
国指定重要文化財宝暦9年(1759)の創業依頼、220年余りにわたって、ベンガラ製造と販売を手がけた老舗。その家屋はベンガラ窯元としての店構えを残す主屋とともにベンガラ製造に関わる附属屋が立ち並び「近世ベンガラ商家の典型」として評価されています。
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郷土館(角片山)本片山の総支配人だった片山嘉吉が、石川の宮大工をわざわざ呼び寄せ5年の歳月をかけて完成させた建物。土台と外回りには栗の角材、縁敷居は桜の巨材を使い、書院まわりには生漆とベンガラで塗り上げられています。
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ベンガラ館
近代化産業遺産明治の頃のベンガラ工場が当時の姿に復元されたもので、資料館としてリフォーム。ベンガラ景気にわいたころの吹屋の町の姿や製造工程などを知ることができます。
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吉岡銅山とベンガラ生産が隆盛を極めた時期の明治31年(1898)に三菱商会から本部敷地をもらい明治42年(1909)に本館が完成しました。平成24年(2012)に閉校する前は、現役最古の木造校舎として多くの人に愛されました。今も現役当時の姿そのままが残され観光スポットとなっています。
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旧片山家住宅住所:高梁市成羽町吹屋367
TEL:0866-29-2111
広兼邸住所:高梁市成羽町吹屋2710
TEL:0866-29-3182
笹畝坑道住所:高梁市成羽町中野1987
TEL:0866-29-2145
主催:高梁市役所 産業振興課
※団体様、個人様でもお一人様1枚プレゼント致します。ご不明点は高梁市市役所産業振興課までお問い合わせください。
(TEL:0866-21-0229)
標高430mの臥牛山頂上付近に建つ天守は、国の重要文化財で、現存天守を持つ山城としては最も高い所にあります。現存天守12城の一つで、雑誌『旅の手帖(2013年6月号)』特集 にっぽんの美しい城 私の名城Best5に選ばれました。
弥高山標高654mの展望台からは360度の大パノラマ。吉備高原の山並み、南は瀬戸内海、四国山脈、北は大山と見渡す景色は壮大。四季折々の自然を楽しめます。
石の風車うかん常山公園内にある石造文化が生み出した、優しい石の芸術。直径242cm、重さ2tにも及ぶにもかかわらず、そよ風程度の風で回転するユニークな作品です。
備中神楽岡山県の備中地方に伝わる神楽で重要無形民俗文化財に指定されています。
武家屋敷江戸時代の貴重な建物が現存し、旧折井家と植原家が一般公開されています。
頼久寺庭園足利尊氏が諸国に建立させた安国寺の一つと言われ、小堀遠州によってい作られた庭園は、国指定の名勝になっています。鶴島に亀島を配した禅院式枯山水をお楽しみください。
渡り拍子華やかな衣装の踊り子が跳ぶように舞う伝統ある秋の風物詩です。
秋祭りの供舞楽として伝承されました。華やかな衣装を身に着けて乱舞する姿は勇壮です。
【自動車】岡山自動車道 賀陽IC下車 国道484号で約15分
岡山自動車道 有漢IC下車 国道313号で約25分
【電車】JR岡山駅より伯備線で備中高梁駅下車
(各駅停車で約50分・特急列車で約35分)
【飛行機】岡山空港より車で約50分