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2023年NHKの連続テレビ小説「らんまん」の
モデルとなった
植物分類学者 牧野富太郎
(まきの・とみたろう)の故郷・高知県。
牧野博士が愛した豊かな自然と
四季折々の草花を観察したり、
高知自慢の海・山・川の幸を使った
グルメをお腹いっぱい味わったり。
多くの植物が芽吹きお出かけが
楽しくなるこれからの季節に、
高知の草花を愛でる旅へご案内します。
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1862年(文久2年)、現在の高知県高岡郡佐川町に生まれる。幼少から植物に興味を持ち、独学で植物の知識を身につける。小学校中退でありながら東京大学理学部植物学教室への出入りを許され、理学博士の学位を取得。多数の新種を発見し、命名するなど近代植物分類学の権威として知られる。1957年(昭和32年)に94歳の生涯を終えるまで、収集した植物標本は約40万枚におよび、命名した植物は1,500種類を数える。「牧野日本植物図鑑」など著作も多く、全国各地を巡って植物知識の普及にも尽力した。
1953年東京都名誉都民。1957年文化勲章受章。
高知県立牧野植物園提供
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高知県立牧野植物園提供
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高知県立牧野植物園提供
牧野博士の業績を顕彰するため、博士が逝去した翌年の1958年に開園。五台山の景観に溶け込むように、約8haの広大な敷地を3,000種類以上の植物が彩ります。博士ゆかりの植物はもちろん、四季折々の草花を観察することができるほか、緑に囲まれたカフェやレストラン、ショップも併設。植物を満喫できる人気のスポットです。
住所/高知県高知市五台山4200-6
開園時間/9:00~17:00(最終入園時間 16:30)
休園日/12月27日~1月1日
※メンテナンス休園日あり。公式HPをご確認ください。
電話番号/088-882-2601
高知県立牧野植物園提供
(過去の開催時の様子)
毎年大好評のラン展を今年も開催。多種多様なランの「香り」、「形」、「色」といった花の形態に着目したエリアや「博士が和名を付けた洋ラン」の展示などランの魅力があふれる南園温室をお見逃しなく。
開催期間/2024年2月10日~3月3日
高知県立牧野植物園提供
(過去の開催時の様子)
アフター「らんまん」のこの時期に、「まきの花図鑑 ~博士と草木のドラマをめぐる~」と題し、こんこん山広場を会場としたフラワーショーを開催します。色とりどりの草花で華やかに彩られたこんこん山広場に、牧野富太郎博士に関連付けたスポットが5ヶ所登場。博士の人生ドラマを追体験している気分で散策をお楽しみください。
開催期間/2024年3月23日~5月19日
花の庭
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ボルディゲラの庭
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ボルディゲラの庭
印象派の画家クロード・モネが愛したジヴェルニーの庭を再現。約3万平方メートルの敷地に約10万本の草花が植栽され、随所にモネの絵画を思わせるような景色が広がります。睡蓮の咲く「水の庭」や季節の花が楽しめる「花の庭」、モネが描いた作品がテーマの「ボルディゲラの庭」など、季節により様々な草花が目を楽しませてくれます。
住所/高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
開園時間/9:00~17:00(最終入園 16:30)
休園日/6月~10月の第1水曜日および12月1日~2月末日
電話番号/0887-32-1233
※2月末日まで休園、3月1日より春の開園です!
チューリップはモネの庭の春を彩る代表的なお花です。花色、花形のバリエーションも多く色々な花姿を見ることができます。例年3月中旬から4月中旬の見ごろの時期には、モネの庭全体で約4万本を超えるチューリップが開花します。
4月下旬頃からはモネが好んで描いた赤や白などの温帯性スイレンが花を咲かせます。スイレンの花は朝に咲き、午後になると閉じますので午前中の鑑賞がおすすめです。
※花の見ごろは天候・気象条件により変動します。
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川を挟んだ山々を綱で結び、そこに数多くのこいのぼりを泳がせる「こいのぼりの川渡し」の発祥の地といわれる四万十町。毎年4月末~5月中旬、「こいのぼり公園」から見る約500匹ものこいのぼりが泳ぐ姿は圧巻です。
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桂浜公園内に建つ坂本龍馬像の横に特設展望台が設置され、龍馬の目線で太平洋を眺めることができるイベント。年2回(春と秋)のみの開催なので、期間中に訪れたい!
開催日時/2024年4月6日~6月2日
平日 9:00~17:00 土日祝 8:00~17:00
※雨天や強風時は中止する場合があります。
特設展望台入場料/200円 (未就学児無料)
春~初夏にかけて高知県内では
様々な植物を見ることができます。
お好みの花が咲く時期をめがけて旅をしてみては。
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四万十川沿いのヤナギ林が約1,000万本の菜の花で一面黄色に染まります。見頃に合わせて「菜の花まつり」が開催されます。
例年3月初旬〜3月末
「満月に満開になる」という言い伝えのある幻の山桜。開花すると花びら全体が白く、輝くような光沢を放ちます。花の見ごろの時期にはライトアップされ幻想的な姿に。
例年3月下旬〜4月上旬
西川地区住民の有志が大切に育ててきた花公園。約50万本の菜の花、約600本以上の花桃・桜が一斉に咲きそろう風景は圧巻です。
例年3月中旬〜3月下旬
約1万5千本のツツジで公園全体があでやかな色彩の渦に包まれます。「つつじ祭り」開催期間中にはボートの貸出が行われ、水上よりつつじを楽しむことも。
例年3月末〜5月上旬
世界初(※)のトンボ保護区「トンボ自然公園」には遊歩道が設けられ、四季折々の花とともに一年を通じて約60種のトンボを見ることができます。
※環境省HPより例年5月下旬〜6月上旬
田園風景にとけこんだ十数基の水車と並び、青やピンクに色づいた約500株のあじさいが水路を涼しげに彩ります。
例年5月下旬〜6月上旬
※花の見ごろは天候・気象条件により変動します。
散策をしながら地元のガイドさんによる草花の解説が聞け、その魅力をより深く学ぶことができる「草花ガイド」がおすすめです。
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樹齢約500年、樹高21m、根元廻り6m、県の天然記念物にも指定されている桜の古木「ひょうたん桜」を楽しむガイドツアー。花を横から見るとひょうたんの形をしていることから「ひょうたん桜」という愛称で親しまれています。
例年3月下旬〜4月上旬
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ルート内にある青龍寺道は、全長約2km、標高約185mの遍路道で国の史跡に指定されています。春には、道中でフジツツジやオンツツジがきれいに咲き誇り、頂上からみた土佐湾の眺望は、牧野富太郎博士もスケッチに残したほど雄大な眺めです。
※外部サイトへ遷移します。
海あり、山あり、川ありの高知県はグルメの宝庫。
春~夏にかけて楽しみたい絶品グルメをご紹介します。
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1年を通して美味しいカツオ料理を食べることができる高知。中でも年2回ある旬時期(春・秋)のカツオの美味しさは格別!3~5月の春の「初鰹」は、脂が少なくサッパリしているのが特徴で、薬味をたっぷり乗せてポン酢で味わう「タタキ」で味わうのがおすすめ。本場の味をぜひ堪能して。
生しらすを高知では「どろめ」と呼び、高知の居酒屋では定番の一品。春先と秋が旬で、つるんとした食感、甘みとほのかな苦味が、辛口の地酒とよく合います。※お酒は20歳を過ぎてから。
舌触りはアイスクリームよりあっさり、かき氷よりしっとりとした素朴な味わい。高知の夏にアイスクリン屋台は欠かせません。
※「宿クーポン」は、各宿泊施設がオリジナルでご用意している割引クーポンです。
※「宿クーポン」ボタンは、2024年2月19日時点で、各宿泊施設の発行状況をもとに設置しております。
予約時点で宿クーポンが終了している場合がございますので、予めご了承ください。
※クーポンの利用方法についてはこちらをご確認ください。
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東京から
- JR東京駅(東海道・山陽新幹線のぞみ)約3時間15分 →
JR岡山駅(特急南風)約2時間35分 → JR高知駅 関西から
- JR新大阪駅(山陽新幹線のぞみ・みずほ・さくら)約45分 →
JR岡山駅(特急南風)約2時間35分 → JR高知駅
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東京から
- 東京(羽田空港)/1日10便/約1時間30分 → 高知龍馬空港
関西から
- 大阪(伊丹空港)/1日6便/約45分 → 高知龍馬空港
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東京から
- 東京IC(瀬戸大橋経由)/約800km/約8時間40分 → 高知IC
関西から
- 中国吹田IC(瀬戸大橋経由)/約330km/約3時間45分 →高知IC
京都南IC(瀬戸大橋経由)/約350km/約4時間 →高知IC
阪神高速京橋IC(淡路島経由)/約280km/約3時間20分 →高知IC
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※掲載している情報は2024年2月時点の情報です。