3度目の深浦へ
何度でも、初めてでも、人との出会いは旅を特別なものにする。そう感じさせられた3度目の深浦町。
世界遺産・白神山地が新緑に包まれ、日本海が陽光にきらめく5月半ば。慶應義塾大学環境情報学部・加藤文俊研究室としては3度目となる青森県深浦町でのフィールドワークが始まりました。折しも2017年4月に同町を含む7県11市町にまたがる“北前船寄港地・船主集落”が日本遺産に認定されたばかり。“世界遺産”と“日本遺産”のW認定に、町も沸いています。
「フィールドワークで取材を受けた町民は、その後不思議なくらいイキイキしはじめるんですよ」とは深浦町役場の方。3度目の深浦で起きた、学生と町民の化学反応やいかに――。