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城崎温泉 美術と歴史の宿 つたや旅館 【維新志士桂小五郎と当館】

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当館の玄関脇にある、維新志士桂小五郎の史跡を示した石碑です。桂小五郎は、元治元年(1864年)から慶応元年(1865年)にかけて、2度にわたり当館の前身である松本屋の奥の間(現在の桂の間にあたる)に潜伏しました。2度目に訪れたさいは、のちに夫人となる幾松とともに滞在したといいます。こちらの石碑は、出石町教育委員会によって戦前に建てられました。題字は松陰神社(山口県萩市)の総代だった、瀧口吉良氏によるものです。
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本館ロビーには、桂小五郎(木戸孝允)をはじめとした、明治維新ゆかりの方々の書画を展示しております。定期的に展示替えをしておりますので、ぜひご覧くださいませ。   明治時代の温泉街を写した写真です。現在の当館玄関前のあたりから写されております。城崎温泉は大正14年(1925年)の震災の被害にあい、当館も例外ではありませんでした。現在の街並みはその後に復興されましたが、こちらの写真は震災前に撮られたものですので、幕末に桂小五郎が潜伏したころの面影を伝えています。
写真4 木戸忠太郎氏(桂小五郎の養子)からいただいたお手紙
桂小五郎(木戸孝允)の養子であった木戸忠太郎氏より先々代主人にいただいたお手紙です。忠太郎氏は父である桂小五郎の足跡をたずねて、但馬地域の潜伏史跡をめぐられました。こちらのお手紙には「かつて孝允公、出石隠匿の頃、しばらく滞在せし事これあり」といったように、潜伏に関することや、但馬地域の人びとに対する感謝の言葉が書かれています。
木戸幸一氏(桂小五郎の孫)からいただいたお手紙
写真5
桂小五郎(木戸孝允)の孫にあたる木戸幸一氏より先々代主人にいただいたお手紙です。桂小五郎の但馬地域潜伏を伝える石碑の建立にあたり、そのお礼や記念展覧会のことなどについて書かれています。