
<御宿本陣の沿革 >
御宿本陣は江戸時代の慶長15年(1610年)に三国街道の浅貝宿の宿建として創業し、寛永12年(1635年)の参勤交代制度の始まりと共にお大名様の定宿本陣として長岡藩、村松藩、与板藩、新発田藩、村上藩等のお殿様にお泊りいただきました。
当時の三国峠は越後側からは米、猟、銀、金などの荷物、上州側からは竹や綿などの荷物が通り、庶民の旅行者も多く浅貝宿も大変賑わっていました。
その後、昭和34年(1959年)に国道17号線が全面開通し、更に昭和37年(1962年)には苗場スキー場のオープンがあり、当地はスキー観光地として発展し、本陣もスキー客で大変な賑わいを見ました。平成8年(1996年)に三国峠温泉が開湯、爾来温泉旅館として歩んで参りました。
<本陣歴史資料館>
創業350年の三国街道浅貝宿「本陣」の歴史を今に伝える資料館で古き良き時代をしのぶ・・・

本陣歴史資料館1
大名達が当時着られていた着物をそのまま大事に
保存してあります。

本陣歴史資料館2
資料館館内に自由にお入り頂き、直接ご覧頂けます。