当館は江戸時代に産声を上げ、明治10年に中屋旅館として創業いたしました。
現在の建物は大正の世に建てられ、これまで数多の旅人を長きにわたり見守ってまいりました。
往年の年輪を重ねた建物ですが、お越しいただいた皆さまとの一期一会で育まれた何ものにも代えがたい想い、人情味に満ちあふれた空間です。
歳月を経て尚そこに在り続け、いつの時代も変わらず心と体を癒す湯宿の軌跡。
ここ、中屋旅館の文化的・歴史的価値を感じ取っていただければ幸いです。
これからも皆さまと共に温泉宿としての歴史を紡ぎ続けてまいります。

厚木名物のとん漬けや郷土料理である猪肉のしし鍋・鮎料理など、地産食材を用いて地域に長く根差した料理をご提供しています。
自家菜園の採れたて新鮮野菜とともにお召し上がりください。
朝食は和定食をご用意いたします。焼き魚や出汁巻き卵のほか、
自家製の漬物や十年以上漬け込んだ貴重な梅干しをぜひご賞味ください。
※猟（漁）や旬の状況により、しし鍋は秋～冬・鮎は夏～秋頃のご提供となります。