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湯河原温泉 旅館 グリーン荘 温泉

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万葉の時代から愛されてきた名湯
あしがりの とひのかふちに いずるゆの よにもたよらに ころがいはなくに「足柄の土肥(湯河原)の河淵に湧く温泉の、決して絶えそうもないように、二人の仲が絶えそうにはあの子はいわないのだが、私は心配で仕方ない」と解釈されるこの歌は、日本最古の歌集「万葉集」4,500首のなかで唯一、温泉がうたわれたものと言われています。湯河原の深い渓谷でこんこんと湧く温泉が、歌人の心を刺激したのでしょうか。遠い昔の湯河原の様子が、とても素直に伝わってきます。
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    古くから名湯と伝えられる湯河原温泉。 泉質は弱食塩泉・弱アルカリ性という泉質としては理想的なもので、一言でいえば「肌にやさしい温泉」です。サラサラと肌のあたりが柔らかで、温泉でありながら石鹸の泡立ちが良く、湯冷めをしないという特徴をもっており、効能も実に幅広いものです。切り傷、打撲、外傷をはじめ、神経痛や腰痛、婦人病には特に大きな効能があります。
写真4 湯河原温泉の泉質と効能
   弱食塩泉が心と万病にじんわりと効く 古来より湯河原の湯は”薬師の湯”と呼ばれ、打撲、外傷、リューマチ、神経痛、皮膚病、婦人病などに悩む人たちの保養湯治場として栄えてきました。特に明治以降は多くの文人、画家たちが静養に訪れました。画家では竹内栖鳳、安井曽太郎、歌人では与謝野鉄幹、晶子夫妻。さらに国木田独歩、芥川龍之介、志賀直哉、島崎藤村、夏目漱石など、文豪たちもしばしば訪れ、創作の疲れを癒していたのです。もっとも湯河原とゆかりの深い国木田独歩は、最後の湯河原来訪の際に書いた「湯河原ゆき」のなかで、こう綴っています。「湯河原の渓谷に向かった時は、さながら雲深く分け入る思いがあった」この一節は、万葉公園の文学碑と湯河原に暮らす人たちの心の奥に刻まれています。
 
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