玄関 湯本館の玄関です。秘湯を感じさせる趣があります。その昔、文豪 川端康成 氏もここをくぐったわけです。川端康成氏は大正7年、伊豆へ1人で旅に出発し、旅芸人の一行と出会い、道連れになった。この時の経験をもとにして書かれたのが『伊豆の踊子』です。当館に宿泊し執筆しました。その後、川端氏は昭和の初めまでの約10年、しばしば湯ヶ島にやってきては長く滞在した。尾崎士郎、宇野千代、広津和郎、萩原朔太郎などが川端に誘われてやって来て、一時は文士村のようだった、と川端氏は言っています。 | ||||
伊豆の海の幸、鮑(アワビ)。 | かまの煮付けは人気の一品。 | 湯ヶ島は海の幸と山の幸が同時に楽しめる宿です。旬に合わせてお献立は変わります。 | ||
瀬音に包まれながら眠りに付き、鳥のさえずりで目覚める。 | 『伊豆の踊子』で有名な階段です。玄関の板敷で踊る踊り子を、の主人公が見ていたと、描かれている階段です。 | ごゆっくりとお過ごし下さい。 |