「11ac」とは、米国電気電子学会(IEEE)にて策定が進められている高速化のための新規格です。2013年3月の電波法関連規則の改正により、日本国内で「IEEE802.11ac」のDraft版が解禁され、2014年1月に正式規格として承認されました。「帯域幅の拡大」「MIMO方式の拡張」「変調信号の多値化」「フレームの多重化」により、これまで主流となっていた従来規格の「11n」と比べ、約2.8倍(規格最大値)の高速化を実現。更に、「IEEE802.11g」や「Bluetooth」など混雑しがちな2.4GHzでなく、干渉の少ない5GHzでの超高速スループットを実現。今までの規格では出来なかった複数のスマホやパソコンの同時接続も、強力な電波で安定通信が可能。データ容量が大きいハイビジョン映像も、コマ落ちすることなくなめらかに再生出来ます。
「IEEE802.1x」は、ネットワーク機器に接続する端末に対し認証を行って、アクセス制御を行うプロトコルの規格です。「EAP」は、「PPP Extensible Authentication Protocol」の略で、従来よりダイヤルアップ接続等に利用されている認証プロトコルである「PPP」を拡張したものです。アクセスを許可されたユーザーだけがネットワークに接続可能。認証されたユーザー以外をシャットアウトし、セキュアな無線環境を構築します。