日本百名町リストのNo.34に「横須賀市本町」が掲載され、 ホテル横須賀と新館であるホテルニューヨコスカが紹介されました。 “ 横須賀は海軍ゆかりの町である。 宇崎竜童のダウン・タウン・ブギウギ・バンドの歌に「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」というのがあったな。 「あんたあのこのなんなのさ」とかいっちゃって。 横須賀港には軍艦が碇泊していて、アメリカ兵が多い。 泊まるならホテル横須賀がおすすめである。外国人客が多く、外国に行った気分になる。 港ぞいに新しいホテルニューヨコスカができたが、三十年前の、ヨコスカの気配が残っているのは、 古くからのホテル横須賀のほうなのだ。” “ 横須賀は日本とアメリカがクロスする町である” 「嵐山光三郎著『日本百名町』日本百名町リストNo.34より」 |
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↑1986年
ホテルニューヨコスカ 設立 (新館として設立) |
↑1967年 ホテル横須賀 設立
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<著者> 嵐山 光三郎 |
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1942年東京生まれ。作家。「太陽」編集長を経て、執筆活動に入る。1988年『素人庖丁記』にて講談社エッセイ賞、2000年『芭蕉の誘惑』により、JTB紀行文学大賞を受賞。旅をこよなく愛し、一年のうちの半分は国内を旅行している。数々著した紀行文は多くの読者の共感を呼び、旅の後追い人が絶えてやまない。
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開国の街 横須賀 |
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嘉永6年6月3日(1853年7月8日)、米海軍提督ペリーの率いる黒船が横須賀市浦賀に来航しました。米国フィルモア大統領の親書が幕府に渡され、江戸幕府の200年以上にわたった鎖国政策が解かれることになり、日本は近代の幕開けを迎えたのです。
その後、横須賀には、慶応元年(1865年)に製鉄所が建設され、造船軍港の町として発展を遂げてきました。 現在では43万人が暮らす大きな都市に発展し、「開国の街よこすか」として盛り上がっています。 |
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