【フキノトウ、フキ】(キク科)
「フキノトウ」は(咲き始めの花)は、前年の冬に、親指ほどの大きさで地面に出ていて、雪が消える頃に開き始めます。「フキ」は山地の路傍にはえる多年草で、花は早春、雌雄異株、花茎は高さ5〜45cm、頭花は散房状につき、雌株の花は白く、雄株は花粉をつくるので、黄色っぽく、雄の「フキノトウ」は花後間もなく枯れ、雌のフキノトウは長く伸びて、結実します。
【料理】
早春の高さ5cmほどの「フキノトウ」を、ひねってもぎとり、小さいものは、葉を広げたまま姿揚げにできます。細く刻んで、スープに浮かべたり、さっとゆでて刻み、油で炒め、みそにみりんを加えて練り上げれば「フキみそ」が作れます。 ■春の限定プランはこちらからどうぞ |
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【コシアブラ】(ウコギ科)
コシアブラは、高さ7〜10mの小高木で5出拳状複葉。若芽の姿は、ハリギリにそっくりで若芽がはやく開ききることもハリギリと同じです。大きな違いは、刺がないことなので見分けるのには中々難しい事があります。 ■春の限定プランはこちらからどうぞ |
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【ウド】(ウコギ科)
丘陵帯からやや高所の山地にかけて、日当たりのいい湿っぽい所にはえています。水流ぞい、道端のくずれた斜面などを見るとかならず見つけられます。ほんのすこし地上に出た若芽の近くを探すと、前年の枯れた茎あとが見つかります。その辺りの地中から、次の若芽がのびてくるので、ナイフか、鎌を、土の中に深く差し込み、茎の根元から切り取ると、若い芽が抜けてきます。
【料理】
根元の白い所は、薄くそぎ、皮をむき、酢を落とし冷水にさらす。さらしウドは、野菜サラダに入れたり、みそドレッシング、糸がつをと、醤油などで食べられます。 ■春の限定プランはこちらからどうぞ |