家族でリフレッシュ!「エンゼルフォレスト白河高原」のラグジュアリーコテージで手ぶらで極上アウトドア体験

コロナ禍を経て、大自然を身近に感じられるアウトドアの旅がブームです。でも、キャンプに行ってみたいけれど子連れだと準備や片付けが大変だし……と、あきらめていませんか? そんな不安も「エンゼルフォレスト白河高原」なら心配無用! ここは手ぶらで来ても快適なコテージに宿泊しながらアウトドア体験も満喫できる人気の宿泊施設です。

避暑地としても名高い那須高原からほど近く。標高700mの羽鳥湖高原に位置し、総面積200万平米、東京ドーム42個分という広大な敷地。森の中のコテージに宿泊すれば、四季折々の自然を身近に楽しむことができます。数あるコテージの中でも今回は、2023年にオープンしたばかりの、露天風呂やバレルサウナを完備した魅力的なコテージ「ミモザ」に宿泊。親子3人でアウトドアを満喫した1泊2日の旅をご紹介します。

 

一年中楽しめる!自然いっぱいの広大な高原でアウトドア体験

エンゼルフォレスト白河高原

長かった晩夏の暑さが終わりを告げ始めた10月初旬。東京から車で白河高原へ。首都圏方面から2時間ほど東北自動車道を走り「白河」ICで下車。田園風景から山へと続く一般道を、大自然の景色を楽しみながら30分ほど走ると「エンゼルフォレスト白河高原」に到着します。

車を降りると高原の気持ちよい風が吹き、都心よりかなり気温が低いことに驚きます。周りを見渡せば高原の木々が色づき始めていました。

電車なら東京方面からは東北新幹線を利用して1時間半ほどでJR「新白河」駅へ。そこからタクシーやレンタカーを利用して、窓の外に広がる山の景色を楽しみながら30分ほどで到着します。

 

エンゼルフォレスト白河高原
エンゼルフォレスト白河高原

那須五峰の北のふもとに広がる森に囲まれた広大な「エンゼルフォレスト白河高原」は、春夏には青々とした木々が気持ちよく、秋には絵画のように美しい紅葉に彩られ、冬には一面が銀世界で覆われる避暑地。一年を通じて、大自然のダイナミックな四季の変化を体感できます。

 

エンゼルフォレスト白河高原

また、「エンゼルフォレスト白河高原」は屋内外のドッグランやワンちゃん用の貸し切り温泉、レストランのワンちゃん用バイキングなど、愛犬家と愛犬のための施設が充実していることで有名な宿。気兼ねなく愛犬と仲良く過ごせるリゾートして、全国の愛犬家から絶大な人気を誇る宿泊施設として数々のメディアに紹介されています。

 

フロントで看板犬ランキング1位の宣伝部長・ジーナがお出迎え

エンゼルフォレスト白河高原

到着したら総合フロントでチェックイン。ワンちゃんの同伴もOKというドッグフレンドリーなフロントには、ワンちゃんを抱っこしている笑顔いっぱいの愛犬家の方がたくさんいました。

 

エンゼルフォレスト白河高原

フロントの前で看板犬のジーナに遭遇! 2023年の楽天トラベル「看板犬ランキング」で、全国のたくさんの看板犬の中から堂々1位を獲得したジーナは、グレートピレニーズの6歳の女の子。とてもやさしくて、誰とでも記念撮影に応じてくれる、施設の宣伝部長としても活躍する施設自慢のワンちゃんです。ジーナに会いに訪れるゲストもいるほどの人気者!

 

エンゼルフォレスト白河高原

大きなジーナに驚いて、最初はお母さんの後ろに隠れていた子どもも、鼻をすり寄せてくるジーナに徐々に慣れてきてやさしくなでることができました。

 

異国情緒あふれる広々としたハイグレードコテージ「ミモザ」でリラックス

エンゼルフォレスト白河高原

チェックインをすませたら、車で今回宿泊するハイグレードコテージ「ミモザ」へ。コテージには専用駐車場がついているので大駐車場から移動。

広大な森の中を5分ほど走ると、木々の間に白い壁と大きな煙突が目印の「ミモザ」が見えてきました。2023年春にオープンしたばかりの「ミモザ」は、南フランスを思わせるような異国情緒あふれる佇まいです。

 

エンゼルフォレスト白河高原

約130平米の広い敷地、定員8名という2階建てのコテージは、2家族で泊まっても悠々とくつろげる間取りです。おじいちゃんやおばあちゃんと三世代での旅行や、友だちの家族といっしょになど、大勢での滞在でもゆったりと過ごせます。

 

エンゼルフォレスト白河高原

リビングの白いソファに座って、子どもとパパはおしゃべりしながらテレビを見たり、本を読んだり楽しそう。

冬にはストーブに薪をくべて、家族団らんのひとときを。

 

エンゼルフォレスト白河高原

キッチンには調理器具や食器類がすべてそろっているので、食材を持ってくれば自炊も可能。ホームパーティーもできそうです。

 

エンゼルフォレスト白河高原

仕事がどうしても終わらなかったパパは、ワークスペースでワーケーションもOK。壁向きの広い机に座り、落ち着いた空間でパソコンに向かえば、いつもより仕事がはかどりそうです。

 

エンゼルフォレスト白河高原
エンゼルフォレスト白河高原

ベッドルームは1Fの主寝室にセミダブルベッドが2台。2階には2つの寝室にそれぞれセミダブルベッドを2台ずつ設置。着心地のよいパジャマも用意されています。

 

エンゼルフォレスト白河高原

テラスの前には広々としたプライベートドッグランを完備。大型犬も走り回れるほど広いスペースです。

 

檜の香りとぬくもりに包まれるログプレミアム「ミーサ」

エンゼルフォレスト白河高原

「エンゼルフォレスト白河高原」には、さまざまなタイプのコテージがあります。夫婦やカップルで滞在するのに、もうひとつおすすめのコテージがログプレミアム「ミーサ」。

 

エンゼルフォレスト白河高原

一歩部屋に入ると、ふんだんに使った檜の香りに心が満たされます。ログプレミアムの名前の通り、気のぬくもりを感じる温かみのあるコテージです。MOKI製の薪ストーブサウナや、贅沢な庭園付きの源泉かけ流し露天風呂、約150平米の天然芝プライベートドッグランを併設。約20.6畳のリビングで家族とゆったりと過ごせます。

 

 

子どもも大人も初心者でも楽しめるルアーフィッシング

エンゼルフォレスト白河高原

「エンゼルフォレスト白河高原」のもうひとつの魅力は豊富なアクティビティ。季節によってカナディアンカヌーやテニス、雪の積もった季節にはソリすべりなど、親子で楽しめる遊びがたくさん用意されています。

今回親子で体験したのはルアーフィッシング。約2万匹の魚が回遊する、国内でも最大級の釣り場で挑戦しました。初心者向けの「ビギナーエリア」で釣りができる「ルアーフィッシングセット」(2,500円/1時間)をフロントで申し込みます。釣り竿など必要な道具もこのセットに含まれています。

 

エンゼルフォレスト白河高原

パパとママが釣ったニジマスに子どもも大喜び! 親子で一緒に夢中で楽しむ笑い声が響きます。釣れた魚はリリースしてもいいし、2匹まで持ち帰ることができるので、夜のバーベキューの食材に加えることも!

 

エンゼルフォレスト白河高原

高原の風を切って広大な敷地をサイクリングしたい人はレンタサイクルがおすすめ。宿泊者ならフロント前に設置されているレンタルサイクル(無料貸出)を自由に借りることができます。

 

東北初のスノーピーク直営店でカフェタイム

体を動かした後は、湖を見渡しながら「snow peak Café SHIRAKAWA KOGEN」でひと休み。ここは2023年4月に東北初のスノーピーク直営店としてオープンした「スノーピーク白河高原」のショップ内に併設したカフェです。

 

エンゼルフォレスト白河高原

ショップ内には、アウトドア好きから絶大な人気を誇るスノーピークブランドのアパレルやキャンプギアに加え、フライフィッシング関連の商品やドッグアクセサリーも充実。そのため、ここを目当てに訪れるアウトドアファンも多いのだとか。

また、エンゼルフォレスト白河高原の場内には、東北地方初となる直営キャンプフィールドも併設しています。

 

エンゼルフォレスト白河高原

大きな窓際の席に座れば、そこは湖と高原を見渡せる特等席です。

 

エンゼルフォレスト白河高原
エンゼルフォレスト白河高原

もちろんここもドッグフレンドリーなカフェ。ワンちゃん用のイスや飲み水、フードボウルが用意されています。

 

エンゼルフォレスト白河高原

オーダーしたのは数あるメニューの中でも人気の「あいがけ3種盛り」(1,848円)。豆野菜カレー、アウトドアビーフカレー、マタギの鹿肉スパイスカレーの3種類のルーが1度に楽しめる欲張りなカレーライスです。

子どもが「これ食べた~い!」とリクエストしたのが「ノスタルジックな昭和プリン」(748円)。かための食感で、卵がしっかり効いたコクのある味わいです。

 

エンゼルフォレスト白河高原

スイーツ好きのママには、見た目も迫力満点のはちみつバタートースト(1,380円)。親子3人で食べてもおなかいっぱいです。

 

エンゼルフォレスト白河高原

ドリンクはビールやクラフトジンソーダから、瀬戸内レモネードや夕焼けアイスティーなど、種類も豊富。中でもおすすめなのは茶葉にこだわった和紅茶(各770円)。産地である宮崎、静岡、京都、福岡の4種類が用意され、食事に合わせて選ぶことができます。

今回選んだのは、ほんのりとした甘味が特徴的な、宮崎県の都築市産のひむか紅茶。

 

キャンプファイヤーのイベントでアウトドア気分を満喫

レストラン「ラ・ピーナ」の前にキャンプファイヤー
キャンプファイヤーで焼きマシュマロ

日が暮れてきた夕方17時半。レストラン「ラ・ピーナ」の前にキャンプファイヤーの灯がともりました。夏を中心に不定期でキャンプファイヤーのイベントが催されているそう。日時は公式サイトで確認を! 焼きマシュマロのサービスに子どもも大喜びです。

 

レストラン「ラ・ピーナ」の前にキャンプファイヤー

この日は看板犬ジーナもイベントに参加してくれました! チェックインのときには少し怖がっていた子どもも、ジーナとすっかり仲良しに。

 

アウトドアの醍醐味!コテージの庭でバーベキュー

エンゼルフォレスト白河高原

ディナーはコテージの庭でゴージャスなプレミアムバーベキュー。バーベキュープランで宿泊すれば、バーベキューの機材や食材一式をコテージまで配達してくれるので、自分たちは焼くだけという手軽さ。子どもが大はしゃぎしても、コテージのバーベキューなら他の宿泊客に気を遣う必要もありません。

 

エンゼルフォレスト白河高原

ずらりと並んだ豪華食材に親子で気分が上がります! 福島県産牛サーロイン、福島県産麓山高原豚肩ロース、伊達鶏もも肉の香草焼き、骨付きソーセージ、ロブスター、鮎をどんどん焼き台にのせていきます。

網の上にはバーニャカウダソースやガーリックライスも並び、のせきれないほどの食材でお腹もいっぱい! デザートのチョコレートフォンデュはバナナやキウイフルーツにチョコをつけて子どもと楽しみました。

子ども用にはお寿司やエビフライなどが用意され、ガッツリ肉や魚を食べられないキッズも安心です。味もボリュームも雰囲気もどれを取ってもラグジュアリーなバーベキューは、ここでしか味わえない体験です。

 

エンゼルフォレスト白河高原

そして、グリルの片付けや洗い物はしなくてOK。アウトドアのおいしいどこ取りができるプレミアムバーベキューは、ラグジュアリーなグランピングにピッタリのチョイスです。

 

本格バレルサウナと天然温泉付き露天風呂で癒やしのナイトタイム

エンゼルフォレスト白河高原

パパの楽しみのひとつは、滞在中に何度も出たり入ったりができる樽型のバレルサウナ。バーベキューの最中にも薪をくべ、2時間じっくりと時間をかけて火を育てます。火のおこし具合で自分好みの温度に調節できる、こだわり派にはたまらない本格サウナです。

サウナでしっかりと汗をかき、少しひんやりした外気でととのえば、日ごろの疲れも吹き飛びます。

 

エンゼルフォレスト白河高原
エンゼルフォレスト白河高原

何といってもうれしいのが、コテージについたプライベート温泉。浴室でも露天のジャグジーでも、蛇口をひねれば温泉をひとり占め。

出てくる温泉は、美肌効果の高いpH値9.8の「羽鳥湖温泉」。源泉かけ流しのこの贅沢な温泉に入れば、肌はツルツル、体は芯からポカポカ。子どもと2人で入っても余裕のある広さです。なお、ジャグジーはサウナの水風呂としても使えます。

 

森の中で天然温泉、ガーデンスパ、プールを楽しめる!

エンゼルフォレスト白河高原

朝食前や夕食前に時間があれば、ぜひ総合フロントに直結する天然温泉「彩光の湯」(営業時間 7:00~22:00)へ。ここはコテージと同じ美肌効果の高いpH値9.8のアルカリ泉質の天然温泉・羽鳥湖温泉です。森に囲まれた広々とした露天風呂はバツグンの解放感!

 

エンゼルフォレスト白河高原

肌寒くなったら内風呂でゆったりと。洗い場もたくさん用意されています。源泉かけ流しの温水が出るシャワーもありました。

 

エンゼルフォレスト白河高原

ここでは2種類のサウナも楽しめます。そのひとつ漢方薬蒸湯は7種の和漢植物を蒸したサウナで、扉を開けると漢方のいい香りが。蒸気を吸入することで内臓の働きを助け、皮膚の新陳代謝を促す効果が期待できるそう。

 

エンゼルフォレスト白河高原

家族みんなで温泉を楽しむなら庭園露天風呂「ガーデンスパ」へ(営業時間 9:00~20:00 ※冬季期間積雪のため休業あり)。ここは水着着用なので、家族みんなで川のせせらぎや鳥の声を聞きながら天然温泉を満喫できます。お風呂の種類も多いので、ゆっくりと時間を過ごすことができそうです。

 

エンゼルフォレスト白河高原

水着着用エリアにはガラス張りの最長15mの屋内プールやジャグジーがあります(営業時間 9:00~20:00)。自然光が降り注ぐプールに水泳を習いたてのキッズも大はしゃぎ。小さいお子さんには幼児用プールもあるので安心です。

 

朝食は50~60種類のお料理から好きなものを選んで大満足

「レイクサイドダイニング ラ・ピーナ」の朝食バイキング

静かな森のコテージで日ごろの疲れがすっかりとれて、目覚めはスッキリ! 散歩がてら「レイクサイドダイニング ラ・ピーナ」の朝食バイキングへ。常時50~60種は並んでいるというお料理に心が弾みます。

 

「レイクサイドダイニング ラ・ピーナ」の朝食バイキング

ぜひ食べてほしいのが、地元・会津の郷土料理。お漬物や「こづゆ」という小さなお麩がたくさん浮かんだおつゆは、目覚めたばかりの胃腸にやさしい味。お米は地元ブランド・天栄村産のもの。

 

「レイクサイドダイニング ラ・ピーナ」の朝食バイキング

子どもは大好きな卵やソーセージを自分で取って得意顔。オレンジ色に近い濃い黄味の卵は地元産の黒鶏の卵。濃厚な味わいで、卵かけごはんはもちろん、ライブキッチンで焼いてもらえる目玉焼きでも卵焼きでもおいしく食べられます。

 

「レイクサイドダイニング ラ・ピーナ」の朝食バイキング

キッズが大好きなデザートも日替わりでいくつも用意されています。

 

「レイクサイドダイニング ラ・ピーナ」の朝食バイキング

ワンちゃんにも常時3~4種類のバイキング形式の朝食が並んでいます。どのお料理も犬専門の管理栄養士が監修をし、ワンちゃんの体調を考えて作られているという究極の朝食なのです。

 

エンゼルフォレスト白河高原

部屋に戻りほっと一息ついたら、もうチェックアウトの時間。まだまだ楽しみたいアクティビティがあるし、もっとこのコテージでゆっくりしたいし……。キッズの「まだ帰りたくなーい!」という声に「またすぐ来ようね」と声をかけました。

この居心地の良さに、多くの方がリピーターになり、2泊以上連泊をするというのもうなずけます。雪の季節、新緑、夏の避暑地として、一年中どの季節に訪れても親子で楽しめる「エンゼルフォレスト白河高原」は、大自然の中でアウトドアを満喫しながら、自分の別荘のようにくつろげる場所。家族のまた新しい思い出を作るために、すぐに戻ってきたくなりそうです。

 

エンゼルフォレスト白河高原

住所
福島県岩瀬郡天栄村大字羽鳥高戸屋39
チェックイン
15:00(最終18:00)
チェックアウト
10:00(客室により異なる)
総部屋数
127室
アクセス
【電車】JR「新白河」駅よりタクシー、レンタカーで約30分
【車】東北自動車道「白河」ICより国道4号線から県道37号線経由で約30分

 

取材・文/山本美和 撮影/楽天トラベルガイド編集部

 

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※この記事は楽天トラベルガイドによって取材・作成されたものです。

2023/12/15
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