国内第一号の国立公園として、日光国立公園が誕生したのは、昭和9(1934)年。八丁の湯が創業したのは、それより早い昭和4(1929)年のことです。昭和63(1988)年までは電気もなく、夜の宿を照らしたのは月明かりと星灯り、そしてランプの灯だけでした。
現在は電気はございますが、日が落ちれば今もなお、使い込まれたランプの灯が暗闇をあたため、とろりとした時を刻んでいます。静まり返った夜の森に降り注ぐお月様の光と、ごほうびのように美しい満天の星空はそのままです。
黒光りする床や、頭をぶつけそうなほど低い鴨居が長い歴史を思わせる母屋。入口を入ると目の前はフロントです。ここでチェックイン・チェックアウトのお手続きをいたします。前の方が手続き中の場合は、薪ストーブのあるベンチ付近にてお待ちください。
レストハウス内のカフェでは軽食をはじめ、挽きたてのコーヒー、地ビールやご当地サイダー、日本酒、ワインなどを各種取り揃えております。ランチや、入浴後のご休憩にも薪ストーブが幻想的な時間を演出し、夜は雰囲気抜群のバーに早変わり。ご宿泊の方は24時間ご利用いただけます。隣接したテラス席は夏は虫除けに蚊帳を、秋から春は防寒のためビニールシートで囲います。
日光の名産や、旅の想い出にもおすすめの当館オリジナルグッズ、またご滞在中のおやつや、お夜食にもご利用いただけるスナック類などをご用意した売店もございます。
喫煙はレストハウスのテラス部分で。喫煙もできるオープンなくつろぎコーナーをご用意しております。
本館とログハウスの間にある客室に隣接した談話室には、卓球台を設置しています。
「ヴィラロッジ八丁」宿泊者専用のお食事処「口福亭」。創業時、100人ほどがお膳で夕食をとった畳敷きの会場は、今では広々としたモダンな雰囲気のメインダイニングに。「山小屋八丁」に宿泊の方は、昔ながらの佇まいも懐かしい和室広間の「山小屋亭」をご用意しております。
本館1階部分に男女共用の洗面所があります。本館和室にご宿泊のお客様はこちらをご利用ください。
同じく本館1階に男女別の共有トイレ(洗浄機付き)もあります。