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日光美食の宿 ポンドテェイル ●日光パワースポットの古道

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イメージ写真
詳細情報
→ 住所
〒321-1421
栃木県日光市所野1543-25
→ TEL:0288-54-2012
→ FAX:0288-54-2055
→ チェックイン:15:00
(最終チェックイン:18:00)
→ チェックアウト:10:00
→ 交通アクセス
【電車】JR・東武日光駅より車で5分ほどと便利。【CAR】東北道・宇都宮IC→日光宇都宮道・日光ICより車で10分ほど
→ 駐車場
ポンドテェイル無料専用駐車場2箇所宿隣に有り。10台駐車可
ポンドテェイル・オーナーお気に入り  「日光パワースポットの古道」
日光東照宮の裏手山中の二荒山神社別宮・滝尾神社(たきのおじんじゃ)。 近年、旅番組・雑誌などマスコミで取り上げられている日光のパワースポットです。 今回は、ポンドテェイルから車で5分ほどの世界遺産・日光東照宮エリアよりパワー探索をスタートしました。 日光東照宮はご承知のように日本有数の強力パワースポットで有名ですが、更なるパワースポットを求めての散策です。 日光東照宮美術館の右側にある道よりパワースポットへの散策です。 写真の石畳の参道を進みます。スニーカーなど歩き易い靴がオススメです!今回の散策した順路で画像をもとに御案内いたします。※ポンドテェイルより世界遺産・日光東照宮エリアまで車で5分ほどです。世界遺産エリアには、駐車場が数箇所完備してあります。東照宮右手側にある有料駐車場(レストラン明治の館傍)に車を置いて滝尾神社パワースポットへの散策が宜しいです。
①観音堂(産の宮)。別名:香車堂(きょうすどう) 所有者:輪王寺 県指定文化財。 妊婦が、この駒を借りて自宅の神棚に祀ると無事出産できるという安産信仰の社です。 香車の駒を妊婦が持ち帰り出産後に新しいものとともに返す慣らわしがあります。 ②石畳の参道を進んでいくと「北野神社」に着きます。 学問の神様・菅原道真公を祀る神社です。 1661年(寛文元年・江戸前期)に筑紫(九州)安楽寺の大鳥居信幽が勧請しました。 鳥居や祠の奥の巨岩に天満宮の梅鉢紋がみられます。 訪れた5月、辺りの森林は目に優しい新緑、そして清涼な空気が漂い、気持ちが非常に安堵します。 京都・奈良が好きで、時々一人旅する筆者は、ここでも古の感応に浸りました。 ③神馬(しんめ)の碑。1600年(慶長5年・安土桃山)関ケ原の戦いで徳川家康が乗った名馬が、この地に埋葬されています。 関ケ原の戦いで石田三成らを破り、江戸幕府を開いた初代将軍・徳川家康の愛馬です。 この愛馬は、徳川家康が1617年(元和3年・江戸前期)に亡くなった後の14年間、※日光東照社の御神馬として奉仕いたしました。この碑は、三代将軍・徳川家光の家臣・梶定良が1678年(延宝6年・江戸前期)建立しました。この愛馬が、日光の地に埋葬されていることは、大変な郷土の誇りであり驚きでもあります。 ※日光東照社は、1645年(正保2年・江戸前期)に後光明天皇朝廷から宮号が授与されて日光東照社から日光東照宮に改称されました。これにより日光東照宮として神社の格式が上がりました。
④運試しの鳥居。滝尾神社参道にある石の鳥居。 鳥居の額束(中央の縦の部分)の丸い穴に小石を三つ投げて上手く通ると願い事が叶うと言われています。 1689年(元禄2年)徳川家光の家臣、梶定良が奉納。 度々、この鳥居が旅番組で放映されています。なかなか三つの小石が全て通過するのは難しいようです。 ⑤滝尾神社。拝殿・唐門・本殿があり、いずれも重要文化財指定。 820年(弘仁11年)弘法大師空海が創建。 二荒山神社の別宮で日光三社権現(本宮、新宮:現在の二荒山神社)のひとつです。 女峰山の女神・田心姫命(たごりひめのみこと)を祀っています。 明治4年の神仏分離までは、楼門に弘法大師の筆といわれる「女体中宮」の額が掲げられて仁王像が安置されていたそうです。 ⑥滝尾神社の本殿背後にあるの3体の御神木。 現在の御神木は、二代目で、樹齢250年〜300年の巨杉です。 倒れた親木は、そのまま横たえておく習わしで、今も横たわっています。 最も神聖な場所で、一層のパワースポットの雰囲気を漂わせています。 鬱蒼とした森林と静寂の空間、そして異様な雰囲気に呆然と立ち尽くしました。
⑦神聖な御神木の左手に「滝尾稲荷神社あります」。 820年(弘仁11年、平安前期)弘法大師空海が滝尾神社とともに稲荷神社を創建。 五穀豊穣・家内安全・商売繁栄などの御神徳の高い神様です。 歴史のある稲荷神社でお願い事をしてみてはいかがです。 暑さの続く日々、涼風漂う日光パワースポットで歴史探訪もオススメです。 ⑧輪王寺行者堂。平安時代頃の創建とされる切妻造りの薄暗い行者堂内に、本尊の奈良時代の修験の祖・役小角(えんのおずね)が祀られています。運慶(鎌倉初期の仏師)の作ともいわれています。 昔は、車夫(人力車をひく男)や飛脚(急用を遠くへ知らせる使いの人夫)の人たちにも信仰がありました。 1500年代後半(天正年間、安土桃山)桜本坊安宗(戦国時代、下野日光山で、諸堂の新造、堂行堂の再興に尽力者)によって再興されたと伝えられています。 お堂の左裏手には、女峰山(にょほうさん)への登山道入口があります。 女峰山は、修験道の山で田心姫命(たごりひめのみこと)を祀る山です。 女峰山は、標高2,483メートルで、多くの登山愛好家に親しまれています。 嘗ては修験者、現在は登山愛好家の山。安全祈願でスタートする場所のお堂だと思います。このひっそり閑が大変好きになりました。これからも後世大切に保存していく歴史のある重要な文化財です。 ⑨史跡探勝路の石柱。今回の滝尾神社パワースポットへの散策は、ここで終了です。石柱には、史跡探勝路 神橋〜滝尾神社 の文字。 滝尾神社への往復のルートは、いくつかあります。筆者としては、今回のルートを選びました。 次回は今回の帰路を往路にしてスタートしたいと考えています。また違った雰囲気を楽しめる散策になると思います。 日光には、世界遺産二社一寺以外にも多くの歴史あるスポットが在ります。今回の滝尾神社パワースポットへの古道巡りでは、世界遺産エリア裏手の山間に多くの歴史ある史跡が存在し、その史跡の経緯に深い興味を持ちました。これから一つひとつ史跡の見識を深めたいと思います。 また今回の日光パワースポット古道のブログは、多くの方々に御覧頂きました。パワースポットへの関心の強い表れだと思います。各画像を掲載しての古道ルート案内でしたが、これから古道巡りで日光へ訪れる方も多いと思います。どうぞ歴史探訪で有意義な日光の旅になりますよう心より願っております。