北前船の時代より廻船問屋・船宿として現在に至る美保館。美保関で最初の本格旅館として明治三十八年に建てられました。以来、皇族の方々をはじめ、乃木希典、島崎藤村、高浜虚子など、数々の文人墨客をお迎えし、その足跡が残っています。平成14年、島根県では唯一の国の文化財として登録され、現在は婚礼や各種宴席の会場として、また美保館宿泊のお客様の朝食会場として現在もお客様をお迎えしております。 | ||||
◆本館玄関◆ 美保神社と仏谷寺を結ぶ古くからの参道、青石畳通りに。朝食へは海風渡る細道や青石畳を通ってどうぞ。 |
◆吹き抜けロビー◆ 昭和初期に張られたガラス天井から注ぐ陽光に包まれた板間。裸足で触れてみてください。大正ロマン溢れる空間です。 |
◆調度品◆ 銘木と漆喰に囲まれ、当時のままのランプや鏡などの調度品が今もそのまま使用されています。 |
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◆館から美保湾を望む◆ 美保湾を一望する好立地。島崎藤村や高浜虚子らが残した作品そのままの風景が大正ガラスの大窓を通して広がります。 |
◆しっとりとした空間◆ 当時の写真も随所に展示。古きよき時代の息吹に包まれ、どこか懐かしい感覚を覚えます。 |
◆懐かしい品々◆ 当時の電話交換機・真空管ラジオ・金庫…古きよき時代そのままの空間。 黒電話は今も現役で使用しています。 |