籠坊温泉は鉄イオンを多く含む温泉です。 お湯にタオルをつけると茶褐色のシミになってしまいます。ご注意ください。 | ||
含鉄炭酸塩泉です。 日本三大美人湯の一つに数えられる和歌山県の龍神温泉は炭酸塩泉だそうです。当館の温泉も炭酸塩が多分に含まれておりますので、そんな験があるのかも知れません(^_^) | 当館の温泉は前を流れる羽束川の岸に湧き出しています。岩盤の裂け目から湧き出す温泉水には鉄分が含まれており、温泉が湧き出していることが一目で分かります。 | |
成分分析 | ||
泉温:19.3℃(気温23.5℃) 湧出量:自然湧出(羽束川左岸,岩盤の割れ目からの自然湧出で湧出量は測定不能) 知覚的試験:わずかに白濁,無臭,清涼味を有す.長時間放置するとわずかに茶褐色の沈殿を生ずる. pH値:6.01 ラドン(Rn):9.6Bq/kg 蒸発残留物:0.347g/kg 成分 Na+ 80.8mg K+ 7.38g Mg2+ 4.52mg Ca2+ 44.9mg Fe2+ 2.61mg Cl- 38.8mg HCO3- 312mg H2SiO3 103g CO2 511mg | ||
浴室 | ||
当館にはは大浴場と家族風呂があります。 二枚目の写真は浴槽に温泉水を入れた直後の様子です。淡緑色を呈していることから鉄(II)イオンの色が見えているのかも知れません。しばらくすると、空気によって酸化されるためか茶褐色に変化します。浴槽壁面には鉄イオンが大量に沈着しているため、浴槽をカラにしても赤茶けて見えます。 三枚目の写真は家族風呂の様子です。こちらも温泉水を入れた直後ですから、淡緑色を呈していますが、浴槽壁面の茶褐色と相まって微妙な色合いを呈しています。 | ||
|