ご当地ラーメンとしては全国的な知名度を誇る札幌ラーメン。札幌といえば味噌ラーメンですが、元々は醤油や塩ラーメンが多く、味噌のイメージが定着したのは戦後しばらくたってからのこと。今ではどの店でも味噌の配合などに独自の工夫を凝らし、オリジナルの味を競っています。
一杯に魂を込める味噌ラーメン専門店
にとりのけやき すすきの本店
激戦区すすきので1999年にオープンした味噌ラーメン専門店です。店主がこだわるのは透き通ったスープ。豚のゲンコツや背脂、野菜などを10時間以上かけてじっくり煮込みます。そこに3種類の味噌をブレンドした味噌ダレを加え、濃厚な一杯に。熟成のため1週間寝かせたプリプリの中太ちぢれ麺とスープの相性も抜群です。
にとりのけやき すすきの本店
TEL.011-552-4601
住所:札幌市中央区南6条西3丁目 睦会館1階
営業時間:10:30~翌4:00(日曜・祝日~翌3:00)
定休日:なし
料金:味噌ラーメン870円、コーンバターラーメン980円
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅より徒歩約3分
インパクトのある味を生む、絶妙の匙加減
麺処 白樺山荘 札幌ら~めん共和国店
味噌ラーメンのスープには、白味噌と白麹味噌をブレンド。さらにゴマ油やオイスターソースなど数種類の調味料を加えていきます。大切にしているのは、その匙加減。店主が独学で身につけた配合から、極上の味わいが生まれるそう。しっかりとコクがあるのに、くどくない。地元ファンが多い人気店です。
麺処 白樺山荘 札幌ら~めん共和国店
TEL.011-213-2711
住所:札幌市中央区北5条西2丁目1番地 エスタ10階
営業時間:11:00~21:45
定休日:なし
料金:味噌ラーメン800円、道産豚の炙りチャーシューメン1,150円
アクセス:JR札幌駅より徒歩すぐ
徹底的にエビの旨みを追求
えびそば一幻 総本店
香ばしいエビの風味たっぷりのえびそば専門店です。ポイントは、なんと1日60kgも使うという甘エビの頭部からとる鮮烈な出汁。そのエビスープのみを使用した「そのまま」と、豚骨スープをブレンドして仕上げる「ほどほど」「あじわい」の3種類からスープを好みで選ぶスタイル。一度食べればきっと、忘れえぬ味に。
えびそば一幻 総本店
TEL.011-513-0098
住所:札幌市中央区南7条西9丁目1024-10
営業時間:11:00~翌3:00
定休日:水曜
料金:えびみそ780円、えびおにぎり1個160円
アクセス:地下鉄南北線中島公園駅より徒歩約15分
函館市民にとって、ラーメンといえば塩ラーメン。澄んだ透明感のあるスープと細麺の組み合わせがスタンダードです。江戸末期に開港したこの街では、古くからラーメンが食べられてきました。明治17年の広告に「南京そば」の文字が残ることから、函館が日本のラーメン発祥の地という説も。
某有名ガイドブックに掲載された伝統の一杯
星龍軒
創業65年の中華料理店。看板メニューでもある塩ラーメンは、昔ながらの作り方で代々受け継がれています。豚骨を沸騰させずにじっくり煮て仕立てた澄み切ったスープは、シンプルですっきりとした味わいに。子どもから年配の方まで幅広く愛されています。
星龍軒
TEL.0138-22-0022
住所:函館市若松町7-3
営業時間:11:00~17:00
定休日:日曜、月曜
料金:塩ラーメン580円、餃子480円
アクセス:JR函館駅より徒歩約5分
鶏ガラ×和風ダシの進化系塩ラーメン
函館麺や 一文字 函館本店
函館伝統の塩ラーメンを、独自の解釈で進化させたのがこちらのお店。スープは鶏ガラをベースに、南茅部産昆布などからとった和風ダシを加えたダブルスープなのがポイントです。麺は北海道産小麦100%の自家製麺を使うこだわりも。味を追求するためには一切の妥協を許さぬ職人技が光ります。
函館麺や 一文字 函館本店
TEL.0138-57-8934
住所:函館市湯川町2-1-3
営業時間:11:00~翌1:00(L.O.24:30)
定休日:不定
料金:塩らーめん770円、ぎょうざ350円
アクセス:市電湯の川より徒歩約10分
札幌ラーメン&函館ラーメンMAP
※掲載情報は2016年2月9日(火)時点の情報です。
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