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【世界遺産 祈りの道 熊野古道を歩く】 古代から中世にかけ本宮・新宮・那智の熊野三山の信仰がたかまり 、上皇・貴族から庶民に至るまで、多くの人々が熊野に参詣しました。 その当時の旅は、人影の少ない長く険しい山道を越えるだけでなく、 たとえ寒い早朝であっても水垢離(みずごり)をして心身を浄めながら、 ひたすら熊野の神々や仏の救いを心に念じて熊野三山へと歩みを進める、 祈りの道でした。 熊野古道が世界遺産に登録された今、もう一度いにしえ人の 熊野詣の様子を思い浮かべ、いかにして熊野の歴史を受け継ぎ、 後世に伝えられるか、考えながら歩いていただけましたら、幸いです。 | |||||
発心門王子(ほっしんもんおうじ) | 伏拝(ふしおがみ)の古道 | |||||
鼻欠け地蔵 | 祓戸王子(はらいどおうじ) |