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ホテルニューグランド ホテルニューグランド発祥

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詳細情報
→ 住所
〒231-8520
神奈川県横浜市中区山下町10番地
→ TEL:045-681-1841
→ FAX:045-681-1895
→ チェックイン:15:00
(最終チェックイン:24:00)
→ チェックアウト:11:00
→ 交通アクセス
みなとみらい線元町・中華街駅1番出口より徒歩1分
→ 駐車場
有り 140台 1500円/泊
≪シーフードドリア≫ 初代料理長、サリーワイルが体調を崩した外国人客のために、 何か喉の通りの良いものをと考案した料理です。 ドリアってどこの国の料理? 《ドリアの発祥地》 洋食レストランでは定番の人気メニュー「ドリア」。 ライスが入ったグラタンのような料理です。 これってどこの国の料理かご存知ですか? グラタンっぽいのでフランス料理かな? と思いながら、 某イタリアンチェーン店の定番商品にもなってるから、 イタリア料理かも…? ところがこのドリア、実は日本で生まれた料理なのです。 といっても、日本人が考えた料理ではなく、 戦前に『横浜ホテルニューグランド』で総料理長を務めていた、 サリー・ワイル氏が、日本に来てから考案した料理です。 コーヒーハウス「ザ・カフェ」でお召し上がりいただけます。
 
≪スパゲッティ ナポリタン≫ 2代目総料理長入江茂忠が、米兵が茹でたスパゲッティに塩、 胡椒、トマトケチャップを和えた物を食べているのを見て、 アレンジ加えて生み出した料理です。 終戦とともに9万人の進駐軍が横浜をうめつくしました当ホテルもGHQ将校の宿舎として接収されました。 彼らの軍用保存食のなかにスパゲッティとケチャップがありました。 茹でたスパゲッティに塩、胡椒で味付けをし、トマトケチャップを和えた物を昼食や夜食にはよく食べられていたようです。 当ホテルで作られた料理は明日には街場で調理されるという 進駐軍文化というか市民は興味津々だったようです。 しばらくするとこのケチャップスパゲッティ食料事情が悪い中でも簡単に作れるということで、 街の喫茶店で出されるようになり日本中で流行ったのです。戦後を担った入江茂忠総料理長は、 うちにはちゃんとしたスパゲッティ料理があるのになんでこんなケチャップスパゲッティを皆喜んで食べているのかと思い気にしていた。 当ホテルでは開業時より初代総料理長サリーワイルが イタリアのスパゲッティ料理の内、ボンゴレ(アサリ)、 カルソ(仔牛肉の細切りにマッシュルームをトマトソースに合わせた料理)、 ボロネーズ(俗に言うミートソース)がしっかりとした料理として存在していたのです。 そこで、入江総料理長はホテルで出すスパゲッティとしてケチャップスパゲッティでは いかにも味気ないので苦心の改良をしました。 先ず、トマト風味を生かした当ホテルならではの、ソースを作りました。 ニンニクと玉葱の微塵切りを飴色になるまでよく炒め、トマトの粗切り、トマトホール トマトペーストを加え、ロリエとたっぷりのオリーブオイルを入れ風味豊かなソースを作りました。 コーヒーハウス「ザ・カフェ」でお召し上がりいただけます。
≪プリン・ア・ラ・モード≫ アメリカ人将校夫人たちを喜ばせたいと、当時のパティシエが考案したメニューです。 見た目の華やかさや、アメリカ人でも満足できるボリュームを考えて作られました。 当ホテルは終戦後7年間、GHQに接収され、将校とその夫人が宿泊していましたので、将校夫人が喜ぶものを出す必要がありました。 「お料理好きの奥様から、アメリカの有名なお菓子学校の教科書をいただき、 それでいろいろ勉強したり、サジェスチョンを受けたこともあったようです。 味だけでなく、量もアメリカの方々に合わせないといけません。向こうのデザートは、 本当にドーンッといった感じで出てきますよね。プリン一個だけというわけにはいきません。 そこで、アイスクリームや、アメリカから送られてきた缶詰の果物と組み合わせて出したんです」 それだけの量だと、従来のデザート皿にのせるのは無理。 そこで、開業当初から鰊の酢漬け用に使っていたコルトンディッシュという皿に盛りつけられた。 コーヒーハウス「ザ・カフェ」でお召し上がりいただけます。