2025年の「EXPO 2025 大阪・関西万博」が約1年後に迫る中、日本有数の繁華街・大阪ミナミを舞台にしたプレイベント「ミナミ・フライング万博 2024」が2024年4月13日に開幕しました。
10月までの約半年間、街全体をテーマパークに見立てたさまざまな催しが行われ、大阪・関西万博に向けて街なかを盛り上げます。
合言葉は「先やってますねん!」
「ミナミ・フライング万博 2024」は、大阪ミナミに位置する2商店街「道頓堀商店会」「戎橋筋(えびすばしすじ)商店街振興組合」と「なんば広場」が共同で企画した、大阪・関西万博のプレイベント。
大阪ミナミは1週間の来訪者が630万人にものぼる、言わずと知れた関西最大級の繁華街で、特に万博期間中は世界各国から大勢の観光客が訪れることが予想されます。
同イベントでは「先やってますねん!」をメッセージに掲げ、地元住民たちが主体となって2024年4〜10月まで毎月、テーマやコンテンツを入れ替えながら「おもろいこと」を次々に展開。来るべき万博本番に向けて街全体で機運を高めていきます。
ミナミ・フライング万博 2024
- 開催期間
- 2024年4⽉13⽇〜10⽉13⽇
- 開催場所
- ⼤阪ミナミ地域〜道頓堀・戎橋筋・なんば広場などの公共空間
- イベント内容
- 4⽉13〜28⽇ 道頓堀たこ焼 EXPO2024
4⽉26⽇ ミナミ・フライング万博 2024 オープニングセレモニー
4⽉27〜28⽇ オープニングイベント
5月以降 公式HPなどで順次発表 - アクセス
- 【なんば広場】南海電鉄「なんば」駅すぐ
- 詳細
- 「ミナミ・フライング万博 2024」公式HP
オープニングイベントでは能登半島地震の復興支援も
2024年4月26〜28日の3日間は、なんば広場を会場に「〜⼤阪ミナミより復興への願いを込めて〜 能登に笑顔と応援を送ろう!」と題したオープニングイベントが開催されます。
メインステージでは大阪・関西万博の公式キャラクターであるミャクミャクを迎え、大阪ゆかりの若手アーティストたちによるライブイベントが行われます。
また、外国人観光客が多いミナミならではの催しとして、言語の壁を越えて楽しめるサーカスのパフォーマンスのほか、能登半島地震の被災地・北陸を支援する物販ブースも展開される予定です。
会場内の「フラワーエリア」では復興への願いを込め、富山県から取り寄せたロスフラワー(市場に出ずに廃棄される花)数万本を活用した「フラワーカーペット」などの無料ワークショップを開催。
さらに街なかでは、放置自転車やゴミに悩む場所などに約1万本のロスフラワーでゲリラアートが施され、色鮮やかなフォトスポットに変身します。
ミナミ・フライング万博 2024 ーEXPO2025 は町衆から盛り上げるー
第1回 〜⼤阪ミナミより復興への願いを込めて〜 能登に笑顔と応援を送ろう!
- 開催期間
- 2024年4⽉26〜28⽇ 10:00〜18:00
- 会場
- なんば広場(大阪府大阪市中央区難波5−1−1)
- 入場料
- 無料
また現在、「ミナミ・フライング万博」の第1弾イベントとして、道頓堀の各たこ焼き店で世界各国のグルメをイメージした創作メニューが楽しめる「道頓堀たこ焼 EXPO2024」が、4月28日まで開催中。
タコの足の本数である「8」にちなみ、道頓堀エリアの8店舗でそれぞれ、大阪・関西万博に出展予定の海外パビリオン8カ国をモチーフにした、個性あふれるたこ焼きが限定販売されています。
期間中はフォトコンテストも開催していて、「映えるたこ焼き」や「おもろいたこ焼き」に選ばれた写真の応募者10名には、8店舗で使える無料券がプレゼントされます。
道頓堀たこ焼 EXPO2024
- 開催期間
- 2024年4⽉13⽇〜4⽉28⽇
- 開催場所
- 道頓堀通り沿いの各たこ焼き店
万博本番より1年フライングで開催される地元感満載のプレ万博。今後も街なかを舞台にしたアートイベントをはじめ、観光客や地元住民らが一体となった美化活動、対象地域で使える地域コインや街ガイドアプリの開発など、さまざまな計画が進行中だそうです。
また、2025年の大阪・関西万博が始まった後も、街なかでは引き続きサテライト企画が予定されています。
食とエンターテインメントの街・ミナミの熱気が感じられる粋なイベントを味わいに、大阪を訪れてみてはいかがでしょうか?