路地の多い鎌倉・長谷の楽しい街歩き♪縁側でくつろぐ古民家カフェをめぐる休日

路地の多い鎌倉・長谷の楽しい街歩き♪縁側でくつろぐ古民家カフェをめぐる休日

提供:ことりっぷ

 

鎌倉の大仏様で親しまれる高徳院のある長谷エリアは、メイン道路から一本入ると細い路地がいくつものび、昔ながらの日本家屋が点在しています。この界隈を歩いていると古民家カフェを見つけることが多く、縁側やお庭で古都の風情を感じながら過ごす時間はほっと心が和みます。そんなひと時を過ごせる古民家カフェをご紹介します。

 

 

縁側で小鳥の集う庭を眺めて過ごす「paso by 27 COFFEE ROASTERS」

縁側で小鳥の集う庭を眺めて過ごす「paso by 27 COFFEE ROASTERS」 江ノ電長谷駅から徒歩約5分

築60年の古民家を改築した「paso by 27 COFFEE ROASTERS(パソ バイ 27 コーヒー ロースターズ)」。古民家の雰囲気を楽しみながらハンドドリップで淹れるスペシャルティコーヒーや自家製レモネードなどがいただけます。

 

「自家製レモネード」(700円)「チーズケーキ」(605円)

時おりスズメも遊びに来るのどかな縁側は、青々とした松の木やアジサイなどの緑が目に優しく映ります。昔ながらの風情の中で、時間がゆったりと流れていきます。

 

日なたぼっこが気持ちいい縁側

 

 

木々の緑が美しい縁側でパニーノをほおばる「アンティコ・ロンディーノ」

木々の緑が美しい縁側でパニーノをほおばる「アンティコ・ロンディーノ」 江ノ電長谷駅から徒歩5分

日本の古民家とイタリアのバルを融合させたかのような「アンティコ・ロンディーノ」はイタリアのサンドイッチ・パニーノのお店です。古民家の広い縁側では、生い茂る緑の木々をながめてのんびり過ごせます。

 

パニーノ・プロシュートとドリンク「ドリンクセット」(1400円 ※バーチレモンソーダは+220円)

自慢のパニーノ「プロシュート」は、淡いピンク色のイタリア産生ハムがたっぷり。オーダーごとにカットするのでふんわりとしていて、厨房で焼くフォカッチャでセミドライトマトやフレッシュチーズ、鎌倉のレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で仕入れる新鮮なルッコラと共にサンドします。縁側でぜひ味わって。

 

築100年の古民家

 

 

お庭に張り出した濡れ縁で昭和の時代にタイムスリップ「COTONOHA」

お庭に張り出した濡れ縁で昭和の時代にタイムスリップ「COTONOHA」 江ノ電長谷駅から徒歩約3分

薬草バーのある「COTONOHA」は、こぢんまりとした平屋の古民家カフェでありながらも縁側の外に濡れ縁のしつらえがあり、ここに座ると静かな長谷の空気を肌で感じられます。はじめて訪れてもどこか懐かしく、大切に使われてきた障子や欄間などがこれまでの歴史を物語ります。

 

「グラスアートのブッダボウル」(1800円)

お昼ごはんには鎌倉野菜をたっぷりと使ったヴィーガン対応の「グラスアートのブッダボウル」が登場します。新鮮な鎌倉野菜をサラダはもちろんのこと蒸す、焼く、あえるなど、様々な調理方法で大地の恵みを味わえますよ。

 

昔なつかしい濡れ縁

 

 

ドラマのロケ地として話題になった古民家カフェ「サカノシタ」

ドラマのロケ地として話題になった古民家カフェ「サカノシタ」 江ノ電長谷駅から徒歩約3分

約100年前に建てられた当時のままの面影を残し、砂利を敷いた路地にたたずむ「サカノシタ」。テレビドラマの舞台にもなり、今もそのイメージを追ってわざわざ遠方から訪れる人も多い人気のカフェです。お店の前の小径を進むとすぐに由比ガ浜の海が広がり、海辺のカフェという一面もあります。

 

「レモンパンケーキ」(単品1500円、ドリンクセット1900円)

看板商品のパンケーキは6種類のトッピングが楽しめる「ピクニックパンケーキ」(3000円)や、ハーブを一緒に焼く「ハーブパンケーキ」などオリジナルメニューが豊富。自家製のレモンソースとレモンピールでさわやかな味わいの「レモンパンケーキ」もおすすめです。お庭のテラスでいただくと、波の音やトンビの鳴き声も聞こえて鎌倉らしいひと時に。

 

レトロな雰囲気の漂う店内

 

 

大正時代の風情を今に伝えるレトロモダンな「café recette 鎌倉」

大正時代の風情を今に伝えるレトロモダンな「café recette 鎌倉」 「究極のフレンチトースト」(1800円)

最高級の食パンを贅沢に使ったフレンチトーストのお店「café recette 鎌倉」。看板商品の「究極のフレンチトースト」は、平飼いの卵と牛乳のアパレイユに一晩漬けて低温でじっくり焼き上げます。なめらかでしっとりとしながらも表面をキャラメリゼした食感も楽しめる人気のパンスイーツです。

 

情緒のある玄関口

風情ある門の向こうに白い暖簾が見え隠れする古民家は、大正時代に建てられたのだそう。建材は江戸時代のものも再利用していて、天井の梁には当時の職人さんのカンナ跡などもみられます。その一方でイスやテーブルはスタイリッシュなウォールナット材のオーダー品。店内はレトロモダンな居心地のいい空気が漂います。

 

障子がありのんびりとした店内

 

 

お寺の境内にたたずむ隠れ家カフェ「蕪珈琲」

お寺の境内にたたずむ隠れ家カフェ「蕪珈琲」 窓の向こうは緑をたたえる収玄寺の庭

収玄寺の境内にある「蕪珈琲(カブラコーヒー)」は、本堂の脇にあった古民家をリノベーションしたカフェです。江ノ島電鉄長谷駅から歩いてすぐの場所にありながら、知らずに通り過ぎてしまうほど隠れ家的な一軒家です。

 

「蕪フルーツサンド」(800円)「ブレンド」(550円)

カフェの準備で朝一番にとりかかるのが、こだわりの生クリームづくりなのだとか。マスカルポーネチーズを加えてコクを出すのが特徴で、生クリームは旬のフルーツをはさむ「蕪フルーツサンド」や「自家製レモンケーキ」にトッピングされ、風味豊かにそれぞれのおいしさを引き出します。

 

「自家製レモンケーキ」「自家製林檎タルト」(各400円)

 

 

まるで武家屋敷のような重厚な門をくぐる「レストラン ワタベ」

まるで武家屋敷のような重厚な門をくぐる「レストラン ワタベ」 江ノ電長谷駅から徒歩約1分

風格のある門と和風庭園の広がるお屋敷で本格フレンチをカジュアルに楽む「レストラン ワタベ」。門の前を江ノ電が通り、線路を渡って門をくぐります。店内は天井が高く開放感があり、南側の緑豊かな庭を望む縁側からはやわらかな自然光が入ります。

 

「ワンプレートランチ」(2000円)の一例※パンは別オーダー

ワンプレートのランチは、日替わりの主菜に鎌倉野菜が添えられます。オーナーシェフが20年以上通い続けるという鎌倉駅近くのレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で仕入れる、旬の鎌倉野菜は新鮮で彩りも豊か。皮ごと茹でてソテーし甘みを引き出したニンジンや食感よくゆでたブロッコリーなど野菜ごとに丁寧な下ごしらえをほどこし、手の込んだ自家製ソースも添えられます。旬を意識した地元の食材を味わえるランチタイムになりますよ。

 

縁側の向こうには庭師さんの手入れで景観を保つ和風庭園が広がる

住宅街の中に古民家カフェが点在する長谷は、緑が多くお散歩も楽しいエリアです。路地を歩いて素敵なカフェを見つけてくださいね。

 

 

文:高橋茉弓

 

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