和歌山って何がある?海と山のごはんが魅力的。開放感たっぷりの温泉に身体を委ね、
次々あらわれる絶景は目のごちそう。ダイナミックに遊んだら、古からの参詣の道へ…。
行けば自分の何かがきっと変わる、そんな「しあわせわかやま」へ。
獲れたて生まぐろの逸品を、デザイナーズ空間でいただくしあわせ。
那智勝浦町の勝浦漁港は、生マグロの水揚げ日本一を誇る港。古くからマグロとの関わりが深いこともあり、町には美味しい生マグロをいただけるお店が多数。その中でも訪れたいのは、JR紀伊勝浦駅そばの「bodai」です。ここでは、港町らしからぬ落ち着いた雰囲気の店内で、毎日入荷する新鮮魚介などを用いた創作和食がいただけます。注目は、生マグロをカラリと揚げた贅沢な逸品「鮪中トロカツ」(1,400円)。外はサクサク、中はレアでジューシー!素敵な空間でいただく、生マグロならでの味わいに、しあわせ気分が高まらないはずがありません。
世界遺産の温泉に入れる。日本でここだけのしあわせ。
世界遺産として、唯一入浴できる温泉は、実は和歌山県にあります。田辺市本宮町の「湯の峰温泉」は、開湯1800年を超え、“日本最古の湯”とも称される歴史ある温泉地。紀伊参詣道に位置し、古くから熊野詣の人々の禊ぎと癒しを担ってきました。昔ながらの温泉場の情緒を残しており、歩くだけでも癒し効果抜群。1日に7回も色が変化するとも言われる岩風呂「つぼ湯」は、実際に入浴も可能。ここだけの神秘的な体験で、心身ともにさっぱりとしそうです。
言葉を忘れる圧倒的な景色に出会えるしあわせ。
紀伊半島最南端の町・串本町にある橋杭岩は、和歌山を代表する絶景スポットのひとつ。その昔弘法大師と天邪鬼が、沖の大島まで一晩で橋を掛けられるかどうかの賭けをした際、弘法大師が立てた橋の杭、という伝説が残る景勝地です。約850mにも渡って大小40余りの岩柱が一直線に林立する姿は、人智を超えており不思議の一言。季節や時間によってもその表情を変え、とくに水平線に日が昇るまでの彩りに映える姿は、ここでしか見られない荘厳さに包まれています。
パンダだけじゃない!自然と動物に癒されるしあわせ。
南紀白浜空港のすぐそばに位置する「アドベンチャーワールド」は、和歌山を代表する人気観光スポット。80万㎡もの広大な敷地を誇る同施設でまず訪れたいのが、ジャイアントパンダに出合える「PANDA LOVE」や「ブリーディングセンター」。2016年9月生まれの赤ちゃんパンダ結浜(ゆいひん)をはじめとして、パンダたちが伸び伸び活発に動き回る姿を、じっくりたっぷり観察できます。パンダ以外にもアルパカやキリンとのふれあいや迫力のマリンライブ、サファリにアトラクションと、一日では遊び尽くせないほど!
いにしえからの参詣のみちに立てるしあわせ。
聖地「那智山」へと続く約640mの石畳の参道、大門坂。入り口には樹齢800年を超す夫婦杉があり、歴史深い古道の面影が漂います。夫婦杉近くにある大門坂茶屋と熊野那智大社では、平安衣装のレンタルが可能。いにしえの衣装に身を包み、謙虚なココロで神聖な場所へ歩みを進めましょう。まるで時空を超えてしまったような、特別な感情と出会えるはずです。