|
1万円の部屋を5000円にしてもらおうと思っても、いっぱいで、部屋の予約自体ができなくなります。
ホテルの人は、高い部屋をあけておくよりは、お客様に泊まってもらうほうがいいのです。
そのために1万円で2万円の部屋に入ってもらおうとします。
そのサービスをどのお客様にするかは、ホテルマン個人の好き嫌いの判断によるところが大きいのです。
ホテルに愛されるコツは、「半額に負けてください」ではなく「余裕のある時に、アップグレードしてください」と言うことです。
ホテルの料金だけではなく、あらゆるサービスにおいて愛されます。
「チェックアウトを通常12時のところを3時までいてもいいですか?」という要望も「大丈夫ですよ」となります。
どんな商品も、値段を負けるには限界があります。
「アップグレードしてください」なら、かなりの余地があります。
ホテルにも最低限かかるコストがあります。
|